貧困を忘れた日本

日本は豊かな国です。


でも、確実にそこに貧困はある。


貧困はなにも、遠いアフリカの地で、


着るものも食べるものもなく、その日その日を乏しく生きる


人々だけのものではありません。


私もこの本を読むまでは、

どこか考え違いをしていたような気がします。



日本にはいまだ貧困があって、


その貧困は貧困だけにとどまらず、


その他の社会的現象を引き起こしている。


そして人間だれしもがそういった貧困に陥るわけでなく、


社会にはある特定の人が、悲しいかな貧困状態に陥ってしまう、


あるいは長くとどまってしまうということ、


はじめて知りました。

もっともっと知っていかなくちゃ。






現代の貧困―ワーキングプア/ホームレス/生活保護 (ちくま新書)/筑摩書房

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