この前の末摘花はこちら


なんとも不細工なことが判明した姫君。


だけど、ここでほうっておく殿ではございません。


寝屋を訪れることはないにしても、


あれやこれやと生活の面倒を見て差し上げています。


けれど…


殿が都をお捨てになって、明石へ下られた時、


他の姫君にはお手紙や生活のことを手配なさったのに、


この古めかしい姫君のことはすっかり、忘れてしまわれるのでございます。


あぁ、かわいそうな姫君。


殿の登場に、お屋敷に戻ってきていた人々もまた消え


またまたお屋敷は荒れ果て、生活は貧しくなってしまうのでした。


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