今年も残すとこあとわずかです。
中日が優勝できた今年、最も印象的で感動的だったのが
やはり自力で優勝を決めた試合です。
あの感動はまだ忘れられません。
(地上波でなぜ放送しないのでしょう?)
なので、今日の「思い出ゲーム」は
優勝を決めた10月10日、東京ドームでの
巨人×中日戦を書いていきます。
試合経過・・・
10月10日の試合前。
中日のマジックは「1」。この日阪神は試合がないため
優勝するには、この日の巨人に勝つしかない。
だが、これが優勝へ突き進むチームの強さか。
序盤の主導権は、終始中日が握っていた。
4回表、先頭の井端が四球、福留の右二塁打で無死3塁2塁。
ここで主砲のウッズが、巨人先発のジャンから
右中間看板を直撃する、推定飛距離145mの
特大46号3点本塁打で3点を先制。
東京ドームの6割をジャックした竜党は、
このHRで優勝を確信したに違いない。
特大HRを放つウッズ選手
しかし巨人も食い下がる。
3本のソロHRを川上から放ち、あっという間に3-3。
しかし同点になっても勝ち越しは許さなかった。
直後の8回裏を3者凡退で切ってとり
試合はそのまま延長戦へ。
中日はセットアッパーの平井を10回裏のマウンド。
そして11回裏のマウンドには守護神岩瀬が。
絶対に負けられない試合。
そして最終回の12回、奇跡が起きた。
12回表、先頭の谷繁が食らいついて右安で出塁。
1死になって荒木、井端の連打で1死満塁。
巨人の守護神高橋に襲い掛かる。そして打席には福留。
東京ドームの左半分からは、地響きの声援。
その声援に福留が応えた。
直球を素直にはじき返すと、
打球はしぶとく二遊間を破った。
福留の中前タイムリーで、ついに勝ち越し!3-4。
さらに1死満塁からウッズが、
落ちるシンカーを拾うと、打球は竜党の声援に押され
左翼席へ!ウッズの第47号満塁HRで3-8。
さらに奈良原にもタイムリーが飛び出し3-9。
一気に6点を奪う、見事な攻撃で中日が優勝を決めた。
ウッズ選手の満塁本塁打が飛び出した時
ベンチで落合監督は泣いていました。
「自分は泣くまいと思っていた。
でも、こいつらはすごい。そう思ったらダメだった。」
いつもはポーカーフェイスを貫いている落合監督。
それが崩れ、インタビューでも感極まって泣くなど
人間味溢れる落合監督の姿が印象的でした。
本当に今季はお疲れ様でした!!そしておめでとうございます!
それでは、また♪