今日も昨日に引き続いて
今季の心に残った好ゲームを紹介していきます。
今日は8月30日に行われた
甲子園での阪神×中日戦。
劣勢になりながらも選手会長意地を見せました。


ザ・ゲーム・ハイライト・・・

9回表2死、得点は2-3で中日1点ビハインド
マウンド上には剛速球投手藤川。
この時点で大方の阪神ファンは勝った!と思ったし
大方の中日ファンは今日はダメか、と思ったことだろう。
この5分後に起きる劇的なドラマ
誰が想像できただろうか?


9回表2死無走者で打席には井上
直球で2-0と簡単に追い込まれた。
四方八方からは「あと1球!」コール。
井上はこれに、闘志をメラメラ燃やした
「何があと1球じゃ!」


ファールで粘った後だった。
151キロの剛速球、
高めの見逃せば完全にボール球
強引に振ったが、当りは完璧だった。
打球は悲鳴と共に黄色い右中間席に飛び込む
劇的同点ソロ本塁打で3-3。
まさに“意地の一振り”だった。


結局延長戦に突入したが
両者共に決着がつかずに引き分け
中日がマジックを1つ減らしたのだった。


試合後、落合監督
負け試合引き分けにしてくれた。井上さまさまだよ。
ウチは負けなければいいんだから。」

負け試合を引き分けにして、マジックを1つ減らした。
それだけでも価値があることだが
もしここで素直に負けていたら
阪神のミラクルはあったかもしれない。
チームの絶対絶命の危機を、選手会長
一振りで救った試合だった。


それでは、また♪

柚月美穂 Officialblog yuzu気分。