昨日の勝利で、
“鬼門”交流戦の勝ち越しを決めた中日。
今日はしばらく勝ちがない山本昌投手が先発、
打線の援護も、今日はありました!


試合経過・・・
山本昌が先発すると沈黙してしまう、この頃の打線。
だが今日は、強力にバックアップした。
1回裏、立ち上がりに不安定な杉内を攻略した。
2死から福留ウッズ連続四球で2塁1塁とすると
アレックス左前タイムリーを放ち1-0と先制。


2回裏にも谷繁の右翼線二塁打と森野四球
2死3塁1塁とすると
井端がきっちりと右前タイムリーで2-0。
さらに3番福留左翼線の野手の間にポトリと落ちる
ラッキーなタイムリー二塁打
で3-0と突き放す。


序盤の2回で3点をもらった先発の山本昌
余分な力が抜け、ナイスピッチング!
直球のスピードは130キロ台半ば辺りでも
伸びがあり、なおかつ山本昌の持ち味である
緩急を使った投球でソフトバンク打線を翻弄する。


打線は4回裏、
山本昌自身が9球目まで粘って中前打すると
森野の犠打などで2死3塁として
福留右前タイムリーを放ち4-0。
勝負どころで2打点と、今日も福留絶好調だった。


しかし6回表、
好投を続けていた山本昌最大のピンチ
1死からカブレラに左翼フェンス直撃の二塁打を浴び
1死2塁となると、山本昌一変した。
それまで余分な力を抜いた投球をしていたが
力が入りコチコチになってしまう。
大村には四球と暴投で2死3塁2塁。
タイムリーが出れば2点差、
試合をまた壊してしまうかもしれない・・・。
そんな考えが脳裏を過ったに違いない。


だが“雑音”は自分のピッチングで振り払った。
代打大道を平凡な右邪飛に仕留め、最大のピンチを脱す。


そうなるともう山本昌一人劇場だった。
再び余分な力が抜け、スイスイ投球
そして9回表、元同僚の田上を併殺に切ってとり
ゲームセット!!
山本昌2年ぶりの完封勝利!!
40歳での完封は巨人の工藤が達成している。


今日の山本昌9回を投げ
113球、被安打3、四死球1、奪三振10失点0
通算で183勝目をマーク、
目標の200勝にまた一歩近づいた!
勝ち投手 山本昌 3勝4敗


それでは、また♪