ある日突然、謎の立方体キューブ)の建物に閉じ込められた
男女の脱出劇を描いた映画「CUBE/キューブ」
その斬新なアイデアを考えた監督ヴェンチェンゾ・ナタリ監督が、
今度は何もない“真っ白な世界”を描いた。

ナタリ監督

「キューブ」の生みの親ヴェンチェンゾ・ナタリ監督


タイトルは「NOTHING/ナッシング」だ。
この世の中に嫌気がさした主人公たちが
「何もかもなくなってしまえばいい。」と思った途端、
本当に周囲からあらゆるものが消えていくというサスペンス映画だ。


“何もない世界”というまた奇抜なアイデアを生み出したナタリ監督。
制作費は低予算だが、
ほとんどのシーンがCGホワイトスクリーンで描かれた。
「特殊効果も多くてかなり苦労したよ。
でも2人の主人公が対決するシーンが描きたかったし、
一番好きなシーンなんだよ。
どんなシーンかは観てのお楽しみだけどね。」と語った。


映画のようにこの世界から消してほしいものは?との問いに
「『スター・ウォーズ』の新3部作と『マトリックス』シリーズかな(笑)」
ハリウッドの大作映画を批判するかのような意味深なコメントを残した。


映画「ナッシング」9月17日よりロードショーされている。

ポニーキャニオン
CUBE ファイナル・エディション

これが全世界を震撼させたサスペンス映画「キューブ」


それでは、また♪