前の日記で「悪魔のいけにえ」「テキサス・チェーンソー」
という映画を紹介したのを憶えていますか?
この両作品の殺人鬼の基になったのが
全米で実在した「エド・ゲイン」という男であります。
今日は、このエド・ゲインについて書いていこうと思います。
(少々グロテスクな内容を含みます。ご注意ください。)


1950年代後半、人口が700人も満たない小さな町
ウィスコンシン州プレインフィールドにエド・ゲインという
農夫が住んでいた。
一見普通の男だが、母親からしつけの範囲を超えた
とても厳しい宗教感を植え付けられ、
彼の心のはいつしか歪んだ心が生まれていた。
やがて母親が他界すると、彼は奇怪な行動にでるのだった。


1957年11月16日、それは起こった。
殺人容疑のエド・ゲインの家を保安官が調べていると
そこには驚愕の光景が待っていた。
骨の支住に人間の皮を張った椅子、人皮製のくずかごや
ベルトやランプシェード。
壁には数々の人肉フェイス・マスクがならび
ゴミ箱には無数の人の鼻が・・・。
そしてテーブルの上には、人間の頭蓋骨で作られたお椀・・・。


さらに調査を進めていくと、こんなことも分かった。
母の死後、エド・ゲインは近くの墓場を掘り返して
満月の夜には人肉マスクをかぶり、死体の皮で作ったジョッキを着て
人間皮の太鼓をバチを骨にして叩いて踊っていたというのだ。


このショッキングな事件は全米を揺るがしました。
以降、数々のホラー映画やホラー小説に大きな影響を与えていきます。
映画では「サイコ」「羊たちの沈黙」「悪魔のいけにえ」
「テキサス・チェーンソー」などなど。
実際にエド・ゲインの事件をノン・フィクションで映像化した
フィルムもあるらしいですよ。
さらに「エド・ゲイン」という映画もDVDで出ているので
興味のある方はそちらの方もチェックしてみてくださいね。


今日は中日が負けてしまったので
エド・ゲインについて語ってしまいました。
明日こそ中日ガンバレ!!


それでは、また♪