「幼少時の嫌な思い出がどうしても忘れられない」
という問い合わせをいただきました。
&同様の悩みを耳にすることが時折あります。
TAW理論の対応法ではまず、
嫌な出来事に遭遇して苦しんでる幼少期の自分を思い浮かべます。
その幼少期の自分に対し、優しく、次のように語りかけていくのです。
「すべてはあなたの思い通りになっているよ。あなたの視野が狭かったので
それが分からなかっただけだよ。本当の自分の力を取り戻そう。
あなたは最高の幸福を得られるんだよ」(宮崎なぎさ著「人生乗り換えの法則」より抜粋)
こうすることで、幼少時の嫌な思い出に対処し、
今持っている思い込みの癖も修正していきます。
TAW理論ではまだ他にもメソッドがあるようですが、
いかんせん私はまだ駆け出しTAW人なので、きょうはこの辺で。
&NLPトレーナーとしてのお答えもついでに…。
NLPの前提として、
「転んでもタダではおきひんで! 使えるモンは何でも使いたおせ!」
というのがあります。
例えば、銃弾が飛び交っている戦場で、使える拳銃が地面に落ちているのに、
「いや、俺は空手3段だから、空手で勝負するんだぜ」っていうのはNLP的にはアウトです
(その人の美学として、そこで散るのは勝手ですが・・・)。
出来事そのものには意味はありません。その人の解釈しだいです。
仮に幼少時に嫌な出来事があったとしても、
NLPでは自分にとっていい意味があって発生したと解釈し直します。
「嫌だった」という過去の意味づけをいま変えるのです。
例えば、兄ちゃんにいつも殴られ続けた嫌な体験は、
自分の力の及ばない大きな事象への対応法を兄ちゃんが嫌われ役を買って出て、
最初に教えようとしてくれたのかもしれません。
要は、すべてを自分が進化するための肥やしにするんです。
「でも兄ちゃんを許せない」というのは、兄ちゃんに自分の人生を握られていることになります。
そうではなく、自分の人生の主人公は自分です。兄ちゃんはあくまで脇役なのです。
誰のためでもなく、まずは自分のために。
自分が進化・成長すれば、他人に貢献できるようになり、
社会にも役立っていると心の底から実感できれば、
自分はさらに成長できますー。
そう、
「ぜんぶ芸の肥やしや」(伝説の漫才師・横山やすし)
なんです。
※一応ご参考まで→「思いは重いと感じる♪(TAW理論)①」(8月5日記事)
NLPフレーム・チェンジ 視点が変わる〈リフレーミング〉7つの技術/マイケル・ホール
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