危険が迫った時の対応法 | 超人探究

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武学氣功を通じて 
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遠隔、幽体離脱まで。






 

「『ダチョウは危険が迫ったとき、頭を砂に突っ込んで危険を見ないようにする』。
今の日本人はこのダチョウに似ていないだろうか?」
(荒谷卓著・戦う者たちへ)

 3・11震災前に読んだ本だが、読み直してみるとやはりずしりと重い。
頭だけでこねくりまわした書物ではない、身体全体の気迫が全編に満ち溢れているのだ。

 荒谷氏の言う危機対処法はズバリ、武士道である。
「正しいと信じることのため自己の生死を問わず行動する精神。
生死に執着しない精神を保てれば、リラックスできる」。

 もう完璧に「参りました!」の世界だが、 
とりあえずNLPトレーナーとして一点だけ解説しておきたい。
「正しい」の定義付けだ。何が正しくて、正しくないか。
人によって、時代によって価値観は微妙に異なり、
なにより自分自身の(現時点の)価値観を正確に把握している人も意外と少ない。

 NLPでは「バリュー」というワークがある。これで自分の価値観を明確にするのだが、
思い切り簡単に言えば、
①まっ白い紙に自分が大切だと思う価値観を、何も考えず(←ここ大事)正直に全部書きだす。
 (例。充実感、愛、自由、つながり、安定感、ドキドキ感などなど)
②全部書き尽したら、それぞれの順位を決めていく。
③上位3つを小さな紙に書き写し、持ち歩く。

 自分の価値観がより明確になれば、なにかコトが起きた時、
その価値観に応じた自分らしい迅速な対応ができる、という訳だ。
 
 とても有効なスキルなので、試してみるのもいいかもしれません。
 
戦う者たちへ/荒谷 卓

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