「比べる」というワナ
知らぬが仏・・・という言葉があります。
知らなければ別に何とも思わなかった事なのに、
ヘタに知ってしまったがゆえに感情が揺さぶられ
てイヤな思いをしたり、ストレスが溜まったりする
・・・ということです。
知らなきゃよかった!・・・となります。
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人はみんなそれぞれ個性を持っています。
個性だけを単独で見れば、良い・悪いは
ありません。
ところが、他者と「比べる」ことをした瞬間に
その個性は「優れている/劣っている」と変化
してしまいます。
歴史の中では「比べる/比較する」ことに
よって争いとなり、失われていった文化も
多々あると思います。
毎日幸せに暮らしていたのに、ヘタに外の世界
を知って自分と比べてしまったために「貧しい/
恥ずかしい」と自分をとらえて、惨めな思いを
してしまう人がいるかもしれません。
「知る」ことは大切ですが、「比べる」ことは
それほど大切なことではありません。
物事は「本質をとらえる」ことが大事です。
人が「貧しい/恥ずかしい」と思って、
意識的に捨ててきた文化・習慣の中に、
実は「真の豊かさ」が隠されていた・・・
かもしれないですね。
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