一億総活躍相・働き方改革相 | 目指せ!ハッピービジネスマン道

目指せ!ハッピービジネスマン道

サラリーマンではなくビジネスマンとして成長しビジネスマン道を歩むことを推奨しています。
多くの人にビジネスマン感覚・経営者感覚を身につけてハッピーな人生を歩んでもらいたいと思っています。

一億総活躍相・働き方改革相


第3次安倍再改造内閣が今日8月3日

に発足しました。


いろいろな切り口でこの内閣の布陣を

分析することはできますが、ちょっとだけ

気になったのが、新しく設けられた

「働き方改革大臣」です。


この新設ポストの「働き方改革相」には

加藤勝信が就任し、一億総活躍相

兼務となり
ました。


新設ポストはいつも時の内閣総理大臣

の強い意思が反映され、今の世の中を

示唆する重要な意味が隠されていると

思います(だからこそ新設されるわけ

です)。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

従来、サラリーマンは60~65歳で定年

を迎えて、そこからは国が保証している

公的年金のお世話になって、命が尽きる

まで平凡に暮らしていくことが一般的な

社会通念でした。


しかしながら、巷間言われているように

誰がどう見ても国が年金として支給できる

金額は「どんどん減少傾向」 にあり、

従前の制度のままではいずれどこかで

財源が枯渇してしまうと懸念されています。


つまり、そうした最悪の日を迎えなくする

ためにも年金制度の改革は必要なのです

が、連れて年金対象となる国民一人一人

いかにして「年金不要」な状態であり続

けるか?・・・つまり働き続けるか?・・・


いうことも大切になってきます。



為政者としては面と向かって年金制度の

改革
をするよりも、国民の意識を変えて

65歳を過ぎても従前どおりに勤労する

ことが善であり、そうすることが望ましい!

・・・という雰囲気づくりをしたほうが得策

と判断しても不思議ではありません。



前回は「一億総活躍社会」と掲げて

そのためのポストを用意した(?)・・・

とも言えますし、今回はさらにその路線

を踏襲させた・・・?!とも考えられます。



言い換えれば、65歳を超えても、70歳

になっても今までと同じようにしっかり働

こうね、皆さん!・・・という意図が込め

られているのかもしれません。




企業の定年は55歳→60歳→65歳と

徐々に年齢を引き上げてきていますが、

今は65歳になっても暫定的に70歳まで

は雇用を続けるように・・・と国が求めて

いる時代です。




もしもサラリーマンが「自分は65歳の定年

になったら引退したい」・・・と思っていても

これからは金銭的余裕(経済的自由)が

なければ必然的に働かざるを得ない時代

になっていく可能性大です。



逆に言うと、そうならないためにも

早い段階でお金の流れをしっかり学び、

自分の「ファイナンシャルリテラシー」を

高めて経済的自由を得る仕組みを構築


していくことが大切です。



内閣布陣から深読みするほどのことでは

ないかもしれませんが、ちょっとだけ気に

なりました。



いずれにしても、新内閣には日本の政治

を任せるわけですからしっかりと国民の

負託にこたえてもらいたいものですね。