今年の1月は1ドル≒117円台でした。
12か月間でいろいろ動いて、結局この
年末の為替相場は1ドル≒117円台と
「行って来い」になっています。
来年はどんな為替になるんでしょうね?
アメリカでトランプ大統領が誕生する
ことから、今の段階では予見できない
ようなことが起きて為替が大きく変動
する可能性もあります。
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テレビや新聞ではよく為替を示すとき
に1ドル117円30銭~40銭といった
表記がされていますが、このときの
「~」が指す意味はほとんどの人が
誤った解釈をしていると思われます。
多くの人は、上記例で言えば30銭
から40銭で取引されていますよ・・・
という意味で理解していると思います。
でも、ここでの「~」が意味するのは、
30銭で売れますよ、40銭で買えます
よ・・・という意味です(30銭で買える/
40銭で売れるではありません)。
つまり、売り買いの指標となる数値を
表しているわけです。
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また、銀行等はこの数値を参考にして
TTM(仲値)という基準となる値段を
決め、そのTTMを基準にして手数料を
上乗せします。
このときの売値と買値の差をスプレッドと
言いますが、基本的にスプレッドは小さい
ほうが為替手数料は安くなります。
その世界では常識とされていることでも
その世界を離れると常識ではないことは
多々あるモノです。
自社の常識は世間の非常識・・・なんて
こともよくある話です。
大事なのは「知っているか知らない
か?!」・・・であり、ビジネスにおいて
は無知は罪と言われます。
為替ニュース一つとっても、日々勉強
ができるものですね。
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