普通・・・というあいまいな言葉にご注意!
会社で、上司が部下に「この仕事は普通
にやってくれればいいよ」・・・と言う上司
は、たいてい後からその仕上がりについ
ていちゃもんをつけます。
デザインや仕様などを発注するときに
「普通のでいいからね…」と言っておき
ながら、後から文句を言う人は案外と
いるものです。
恋人、結婚相手を選ぶときでも「お相手
は普通の人がいい・・・」と言っていると、
なかなかどうして相手が見つからない
ものです。
「普通」という言葉は本当にあいまいです。
なかなか言葉で具体的に言い表せない
のが「普通」の良いところでもあり、
よくないとことでもあるわけです。
自分で自分のことを普通の人間だと
思っていると、他人からは「ちょっと
変わった人」と意外と変人扱いを
されているかもしれません。
人によって「普通」の範囲が異なります。
たとえるなら、0から100くらいまでを普通
と思っている人もいれば、50~55くらい
を普通と思っている人もいたりします。
その両者が話をすると、被るのは50~
55の部分だけですから、かなりピンポ
イントでしか「普通」の概念が通用しま
せん。
だから、ビジネスでは 「普通」という
言い方は禁句です。
必ず数字に落とし込んで具体的に言う
か、ビジュアル化して視覚に訴えかける
・・・などを行うことが大切です。
そうしなければミスマッチが生じます。
私は意識して「普通」という言葉を仕事
においては使わないように訓練して
きました。
なかなかハードな訓練でしたが、
やっていくと何とかなるモノで、やはり
意識して習慣づけを訓練することは
大切だと思います。
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