人間は、自分の意思とは無関係にそれを
やるしかない状態に追い込まれたとき、
つまり極論を言えば「生きるか死ぬか」の
瀬戸際に立たされたとき、言い換えれば
「生きるためにはやるしかない」という
状況に置かれたときほど「やることに集中」
します。
「やらないと死ぬかもしれない」という状況
になれば、強力なモチベーションの高まり
が起きます。
「やる・する」に一点集中ができるように
なります。
これが人間の一番強くなれるタイミング、
成長できるタイミングです。
ただし、そんな「生きるか死ぬか！？」と
いう極限状態まで自分を追い込むことは
大変なことですし、そこまでする必要はない
と思います。
その気持ちさえ持てれば、いつでも本気に
なって集中できます。
ここで重要なのは「他を排除して一点に
集中することで活路が拓ける」ということ
です。
つまり、自分でそうした決断をすればいい
だけです。
意図的にその環境を作るように工夫すれば
いいだけです。
よく作家がホテルに缶詰め状態になって
原稿書きをするとか、マンガ家が夜中に
デスクに向かって集中してマンガを描くと
かもこれを活かしているのだと思います。
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意思力には強いパワーがあります。
そしてもっと強力なのが想像力（イメージ力）
であり、意思に関係なくやらざるを得ない状態
に自分を追い込んでしまうときには必ずその
想像力が活躍しています。
よく言われるのが「想像力は意思力に勝る」
です。
まとめると、人が何かをやり遂げる・行動
するとき、つまり本気になるためには
１．その何かに集中することが重要で、
２．集中するためにはそれをやることで
得られる最高の状態を想像する
３．かつそれをやらなかったときの最悪の
状態をも想像する
ということがヒントになると思います。
