われても末(すゑ)に 逢はむとぞ思ふ
百人一首の中に上記の句があります。
これは、鳥羽天皇の第一皇子・崇徳院が
詠んだ「再会を待つ一首」(77番)です。
瀬を早(はや)み 岩にせかるる
滝川(たきがは)の
われても末(すゑ)に 逢はむとぞ思ふ
意味はこうです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
川の瀬の流れが速く、急流が岩に
せき止められ2つに分かれて
流れていきます。
しかし、岩を過ぎれば再び一つの
流れになって流れていきます。
人になぞらえれば、愛しいあの人と
現世ではたとえ分かれ(別れ)たと
しても、あの世ではきっと再会でき
るだろう・・・という意味に詠めます。
今日は、私の亡き妻の命日なの
ですが、毎年この時期になると
この句を思い出します。
まあ、(七夕ではありませんが)
年に1度くらいはこうやって何か
を思い出して、平和に健康に
暮らせる自分の今の状態に
感謝してありがたがる日が
あっても良いですね。
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