世間にはいろいろな船旅があります。
昨年後半約３か月間船旅で地球を一周
して、帰国してからもう２か月が経つなんて
ホント時間が過ぎるのは早いものです。
私が昨年参加したクルーズ（船旅）には
常時８００人ほどの客が乗っていました。
寄港地で新たに乗ってくる人がいたり、
降りていく人がいたり・・・なので人数は
都度増減していました。
全員見知らぬ人です（私は一人参加）。
人と人とのコミュニケーションの基本にある
のは、会話（会って話す）をすることです。
そのためには、自分か相手かどちらかが
まず「話しかけること」が必要ですね。
何でもいいので、どちらかが話しかけない
ことにはコミュケーションは始まりません。
最初はみんな緊張してなかなか見ず知ら
ずの人に話しかけることをしません。
でも、ほんのちょっとしたことをきっかけに
会話の糸口がほどけ、やがてワイワイガヤ
ガヤと話に花が咲いていくようになります。
自分から声をかけること！・・・たったこれ
だけでも他人から感謝されたりします。
話しかけなくても、笑顔でいるだけでも
他人から話しかけられやすくなります。
話の中では、常にポジティブな言葉を投げ
かけることが大切で、何かを批判したり、
ムリだ・できないといった否定形は使わない
ようにすることが大切です。
どうしてもネガティブな表現を使いそうに
なったらたとえばこう置き換えて話すと
いいと思います。
・できません → ○○ならばできます
・忙しい → 必要とされている
・疲れた → よく動いた（働いた）
・ピンチ → 何かのチャンス
クルーズ中はできるだけのんびりしていた
かったのであまり積極的に他人に声掛け
をしなかったのですが、それでも１日誰とも
会話しない日なんてなかったですし、
多くの見知らぬ人とおしゃべりができたの
は
それなりに楽しかったです。
やはり、人は人と人との間で生きている
ことを実感できるときが社会的に健康な
状態であって、充実感も得られるものです
ね。