答えを出す前には、必ず診断ありきです
病院で何も話さないうちに薬の処方箋を出さ
れたら、明らかにおかしいと思います。
医者が薬の処方箋を書くときには、その前に
必ず診療・診察があります。
どの薬(答え)が最適かを決める前には、
必ず診断がつきものです。
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親が子どもに何かを言ったり導いたりする
ときも、事前に必ず子どもの言うことを聞い
てから行なうことが大切です。
子どもの顔を見て親が自分勝手に決めつけ
るとうまくありません。
会社で、リーダーが部下に説教をするときも、
その答えを出す前に必ず状況把握をするこ
とが必要です。
トラブル対処のときなどは、色メガネをかけ
て物事を見ないで客観的に情報取集する
ことが大事です。
診断なくして答えを出すのは相手への冒涜
(ぼうとく)行為です。
診断なくして答えを出すのは、自分の勝手な
思い込みなのにそれがすべて正しい!という
間違った前提に成り立っています。
テストでも問題を解いて答えを出すときは
まず「問題文を読む」ということが必要です。
実社会で答えを出すときは問題を把握する
ことが何よりも最初に大切なことですね。