五里霧中(ごりむちゅう)の覚え方
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中国後漢に張楷(ちょうかい)という人が
いました。
彼は仙術を用いて五里四方に霧を起こし、
その状態になると誰も思うように動けなく
なった故事から「五里霧中」という言葉が
生まれました。
物事の様子や手掛かりがつかめず方針
や見込みが立たず困った状態、あるいは
手探りで何かをする意に使われます。
よく「霧中」という漢字を「夢中」と書き間違
える人がいますが、それは「五里」と「霧中」
とを切って覚えているからだと思います。
どうせなら「五里霧」と「中」で切るのが良い
と思います(=五里霧/中)。
「五里霧のなか」というとらえ方です。
「五里霧」とは五里四方に立ち込める深い
霧のことで、もともとの意味合いからしても
そう考えるほうが自然だと思います。
そう覚えると漢字で書くときに間違えない
ですね。
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ビジネスで 「とんでもございません」と言う
人がいたら、それはちょっと残念なサラリー
マンです。
たしかに今ではそういう言い回しも一般的
にはなっていますが、ビジネスマンは基本に
忠実に 「とんもないです」と言います。
「とんでもない」を「とんでもございません」
と言う人は「とんでも」と「ない」で切っている
からです。
正しくは「とんでもな」という言葉に「い」と
いう送り仮名がついただけの言葉です
(=とんでもな/い)。
したがって正しくは「とんでもない」としか
言いようがないわけです。
歌謡曲の歌詞も、切るべきところを間違え
て切ってしまうと意味が異なるニュアンスに
なったりします。
人生も経営も政治もあらゆる物事は連続
した流れにありますが、どこでその流れに
区切りをつけるか!は大事ですね。
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