いじめ問題をなくす本質的な方法とは? | 目指せ!ハッピービジネスマン道

目指せ!ハッピービジネスマン道

サラリーマンではなくビジネスマンとして成長しビジネスマン道を歩むことを推奨しています。
多くの人にビジネスマン感覚・経営者感覚を身につけてハッピーな人生を歩んでもらいたいと思っています。

いじめ問題をなくす本質的な方法とは?


世の中にはいろんな業界がありますが、

一つ言えるのは誰かが〇○業界」とそれを

名づけていなければ、今日、まだその業界は

存在していない・・・ということです。



たとえば、デパート業界もスーパー業界も

コンビニ業界もブティック業界
も、

元を辿れば「小売業界」です。



小売業界から枝分かれして、今のそれぞれ

の業界の呼び名があるわけです。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

産業界の線引きだけでなく会社・企業内で

新たな線引きが為されるようになり、昨今

では「〇○ハラスメント」という言葉が頻繁に

使われるようになってきました。


以前は確固とした概念がなかったところに

セクハラが取り沙汰されるようになり、

やがてパワハラという概念が生まれ、

マタハラという言葉も生まれてきました。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

また、いじめ問題と騒がれるようになって

既にン十年ですが、大正~昭和初期の頃

にはこうした呼び方はされていなかったと

思います。


つまり、誰かが「いじめ問題」と称するまで、

いじめ問題は内包されていたかもしれない

けど概念としては存在しなかったわけです。



最近は、全国の学校でも会社でもママ友間

でも、よく問題視されてニュースとなりやすい

問題の一つです。




私はいじめ問題をなくす本質的な方法は、

「いじめ」という呼び方自体をなくして

しまうこと
だと思っています。



ある意味では時代に逆行することかも

しれませんが、それまで線引き・区切りが

されていなかったところへ、「いじめ」という

言葉を使うことによって何となくふんわりと

した感じ・・・オブラートに包み込むように

何かぼかした感じの概念を生んだように

思えます。



「いじめ」という言葉がなければ、

使うべき言葉は暴力とか、殴打とか、

窃盗とか、詐欺とか、脅迫とか、

名誉棄損などになると思います。




それらは大人社会では紛れもない

「犯罪」ですね。



つまり、いじめる側の人間は言葉を換え

れば「犯罪者」と言えるわけです。



それを「いじめ」という言葉でぼかして表現

しているから、なんとなく許されてしまう感が

出て、見て見ぬふりも横行してしまうように

思えます。



いっそのこと「いじめ」という言葉は差別用語

だとして使用禁止にしてしまえば、以後その

言葉は使えなくなりますから、そうした問題は

すべて暴行者、脅迫者、窃盗者、強盗者・・・

という扱いになって、そうさせないような抑止

力が働くと思います。



「子供」とか「OL」という言葉を差別用語とか

放送禁止用語だと言うくらいなら、

「いじめ」を差別用語にしたほうがよっぽど

良いと思います。

(私がいつも「子ども」と書くのは「子供」は

差別用語とされているからです・・・)







○をなくすにはどうすればいいか?

・・・という問題の解の一つが、

「〇という言葉を捨てる」
というちょっと乱暴

ですが本質的な解決方法です。



いじめ問題をなくすために、「いじめ」と

いう言葉自体をなくす(使わないように

する)ことが有効になってきた時代なの

かもしれない・・・と思います。