白雲自ずから去来す
「白雲自ずから去来す」という言葉があります。
意味はこうです。
「炎天下の中で畑作業をしなければならな
いお百姓さんがいて、雲が来て涼しくなら
ないかな・・・と待っていました。
ところが、いっこうに雲は現れません。
そうだ、これが俺の仕事なんだからやるし
かないのだ・・・と、割り切って黙々と農作業
に取り組んでいると、不思議なことにどこか
らともなく白雲が現れてきて太陽の日差しを
遮ってくれた・・・」という話です。
少し言い換えるなら、「自分には○○や△△
がない、と嘆くよりも、まず汗を流すこと
(=勤勉さ)が大事だ・・・」という意味に
解釈できます。
どんな状況に直面しようと、目の前の仕事
に専心し、コツコツと働く姿勢こそが大切
です。
そうすれば良き運命が拓けていく・・・かも
しれません。
慢心することなく日々の諸課題に取り組む
ことがとても大切だと思います。