出来事はあくまでも出来事であり、それ自体
に何らかの意味を持たせるのは自分自身です。
たとえば、歩いていて転んで擦り傷がついたと
します。
そのとき、何も思わない人は何とも思いません。
あー転んじゃった・・・仕方ないな、気をつけよう
・・・で終わりです。
人によっては、「ン？これはもしかして神様が
この道を歩いてはイカン！と教えてくれている
のかもしれない・・・」と意味をつけるかもしれま
せん。
「今の自分の生き方・道が間違っていることの
表れかも？ よしっ！方向を変えよう」と自分の
人生にまで発展させて意味をつける人がいる
かもしれません。
すべて、人それぞれの価値観であり、出来事
自体には何の意味もありません。
たったそんなこと・・・ほんの些細なこと・・・でも
人によっては他人が想像もしないような意味を
つけてしまうのが人間だと思います。
どんな局面でも、自分がどう思うか？自分が
どう意識するか？が未知の世界への道の
分かれ目です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
仮に、今の自分に借金があったとしても
その借金も一つの出来事です。
借金にどういう意味をつけるかはその人次第
です。
目の前に降り掛かる借金を返すことに汲々と
する人生を送るのではなく、借金があろうと
なかろうと関係なく「夢に挑戦してみよう」と
思うなら、借金自体には何の意味もつけない
意識とすることも可能です。
あえて借金に対して何も意味をつけない生き方
もあれば、自分を成長させてくれる試練だ・・・と
ポジティブな意味付けもあれば、苦労と不幸を
背負わせる悪魔の使いだ・・・とネガティブな意味
付けもあります。
どれも正解です。
他にもいろんな意味付けの仕方がありますが、
言えるのは「自分の人生は自分でコントロール
することが大切だ」ということです。
自分でコントロールするには、出来事の意味付
けからして重要なことです。
その時点でもうすでに人生のコントロールが
始まっています。
借金を恐れず、過分に怖がらずに、良い借金と
悪い借金の違いを見極めて選択することで、
夢を追いかける速度が上がると思います。
レッツトライ！・・・ですね。
