入院中の長女ですが、今朝めでたく車イスになりました♪
シャンプーもしてもらい、車イスがあればあちこち移動できるので、快適らしいです!
付き添いもようやく終了し、私もこれから退院までの一週間は通いで、顔を見に行く程度でよいようです(*^o^*)
来週からは訓練も始まり、
立つ練習から始め、なんとか新学期には松葉杖で通学に、間に合いそうです(*^o^*)
この、長女が今、お世話になっている病院は、
第二青い鳥学園という県立の心身障害児療育施設です。
岡崎市本宿にある、昭和のニオイがプンプンのレトロな施設(笑)
整形外科、小児科、歯科の外来もあり、
病棟の方は、
療育という言葉通り、治療と教育が共存できる施設として、
長期の入院をしなければならない子供たちには、
隣接する岡崎養護学校に、車イスや装具、ベッドのまま、屋根付きの通路を渡るだけで、通学ができるようになっています。
うちの娘は今回は短期の入院ですが、
二年半前に大手術した際には、
最初はギブス姿のまま、
ベッド、台つき車イス、車イス、松葉杖‥で、8カ月、養護学校にお世話になりました。
おかげさまで、また術前と同じいつもの小学校に戻る事ができました(#^.^#)
戻ってすぐは、算数の学力を心配されていましたが、今ではなんとか戻り?(笑)
それより何より、養護学校では、
少人数の為、長女の好きな工作やら、作文、詩を書くことなど、
彼女の得意分野をすごく大切にしてもらい、伸ばしていただきました☆(#^.^#)
また、知的な障害を抱えている同年の子供さんたちと、体育や学校行事など過ごせた事は、
彼女にも、親の私にもたくさんのことを学ばせてもらい、貴重な経験となりました。
今日から、一週間、長女が過ごすお部屋
図書室
そう!この図書室に、二年前にはなかった新しいコーナー&新書の数々があるではないか!!
すんごーい!
図鑑や百科事典、アンパンマンやなんかの絵本の他に、
私が読みたくなるような本まで
ガッツリ含まれてるんですけど!(^O^)/
なになに~これらは、三年前に亡くなった岡崎市米河内町(旧額田郡常盤村)の、
岩瀬壮八郎さんという方からの寄付により、
今年の三月に寄贈された
岩瀬文庫なるものなのだそう!
これ、チョー長いブログなんで、
ここから先は私の覚え書きのようなものですので、よかったらスルーしてくださいね♪
岩瀬氏は
1歳で父親を戦争で亡くし、母一人に育てられてきましたが、
15歳の時にひどい風邪の為に飲んだ薬で病弱な身体となってしまい、仕事に行くことも出来ず、家の文具店を手伝うしかなかったそうなんですが
店の手伝いをしながら株取引の勉強をし、株で得たお金で生活を支えられたそうです!
そして、岩瀬氏は常日頃から贅沢をすることなく、徐々にお金が貯まり、
お母様が亡き後、ご自身にお子さんもいらっしゃらなかったため、
自分が亡くなった後は、
恵まれない子供のために役立ててもらおうと手続きを進め、
この第二青い鳥学園のほか、岡崎市内の二つの児童福祉施設に自分の遺産を全て贈る事を決められたのだそう!
そして平成21年2月21日に71歳で亡くなられたそうです。
なんか、スゴイですね‥
私はこんな風に鮮やかに、人生を終えたあとのことをしていくのって、スゴイと思いました。
また、生きることは、
もちろん生活するには稼ぐことなんでしょうが、
やはり、智恵なんだな~と、つくづく思いました。
常日頃、私も2人の娘たちには、
手取り足取りしてあげるのが親ではなく、
生きていく智恵を付けさせていくのが親の役割かな、と思い、
そう、接していこうと心掛けています。
それは私が昔、厳しい女性の上司からそう教えていただいたことからです。
自分が得意先の教育に携わる立場となり、その道の先輩上司が、
教育とは、してあげることじゃない、
自らできるようになるようにしつけていくようなもの。
子育てと同じよ、と。
だから、あなたも、今一度、教育について考えてみなさい。
また、私もあなたを教育しているのよ、と。
確かにたとえば
会社でも、上司も部下にそうあるべきですよね。
考えることは発想は無限。
これはこういうもの、と、
やり方を教えるんじゃなくて、
物事の本質を自身でしっかり捉えること、
かつ、
物事に向き合い、もし解決が必要ならば、その打開策を自ら勇気を持って、
練り出して欲しい!!
そこに成長があり、
その子(人)しかできない、
志事(仕事)ができるようになるんじゃないかと思うんです。
そこに導くのが自立させる、ってことで、
親や上司の《子育て》ということかな、と。
親にさせてもらい、私がまさに、今、
子育てをしながら、同時に自立させてもらっているなあ、と思います(^_^;)
生きる智恵を自分も必死に毎日蓄えようとがんばってる!(笑)
岩瀬壮八郎さんが生きていた時に、
こんな立派な方が、平成21年まで生きていらしたんですから、
知っていたら、ぜひ、会いにお伺いしたかったです。
やっぱり生きている今、たくさんの方にお会いして、
ぜひ智恵を育めるよう、つとめなきゃ!!
では、母さんも、最後の付き添い食を食べたら、
娘よ、お先に下界に戻るぞよ~☆