▶芯食ってない資料?
「必要な情報は載ってる」
「キレイに作って、それっぽくできてるように、見える」
なのに、ピンと来ない。ズレてる
と指摘されることが最近多い。
なぜなのか、原因を考えていたが、
やっと自分の中で明確化できてきた。
それは、
資料が、「Infomation」になっていて「Answer」になっていない
ということだと、今は理解している。
本来、資料というのは、
なにか「知りたいこと=Q」があって、
それに対しての「答え=A」であるはずなのだが、
それっぽく見えるのに、「芯くっていない資料」というのは、
その資料が「Infomation」にはなっているのだが、「Answer」になっていない
のだ。
たとえば、何か数字の報告資料を作成するときも、
報告される側からすれば「数字が伸びてるか伸びてないか」が知りたいとしても、
報告する側の資料が「数字の絶対額」しか記載してないものであれば、
知りたい内容を知るために必要な「情報」としては充分なのだが、
知りたい内容をドンズバに「答え」ていないので、
「芯食っていない」資料になってしまう。
▶芯食う資料にするために?
Infomationじゃなく、Answerになっている資料を作るにはどうしたらよいか?
それは、
Answerの前提になる「Question」を、
事前に明確してから資料を作る
ということなのだと思う。
よく、「1ページ1メッセージ」と言われるが、
おそらくそれでは不十分だ。
いきなり、「作成者側が何を言うか」を1メッセージ絞り込むのではなくて、
「見る側が何を知りたいのか?」を明確にしたうえで、1メッセージに絞り込まないといけない。
とにかく、
「何を知りたいのか?」「それに完結に答えるとなにか?」をセットで明確にした上で
資料を作らないと、
ただのInfomation資料=「芯くってない資料」になってしまう。
自戒エントリですが、ご参考までに。