まあ、ある意味、男女の話なのかな?

医者見習いの信次郎役は、大泉洋のはまり役かな。口八丁での大立ち回り・・・

テンポの良さは、この映画にリズムを生む。これまでの”しあわせのパン”のような映画では、大泉洋の個性が死んでしまう。やはり、大泉洋はこうでなくちゃ・・・と思う。大泉洋が絡むとどこかに笑いが生まれる。”探偵はBARにいる”のあの大泉洋だ。別に強くもないんだけど・・・いつの間にか解決しちゃってる・・・そういう不思議なキャラクターだ。


大泉洋とあの法秀尼さんのやりとりは、もう漫才かと思ったよ。

二人羽織のような感じで、目を合わしたらいけないとか、見たらいけないとか・・・もう、何やってんだか~。


内山理名の女剣士もなかなかいいぞーー。

凛々しく、麗しく、見とれちまったぜーー。

また、日本の風景美もなかなかのものだ。桜も圧巻だーー。

いや、苔に水が滴るのも風情があるなあーー。


江戸言葉も随所に織り込まれていて、何が何だかわからん部分もあり、こりゃーDVDで観て確認せんとあかんかなあと思う。

”粋”、”あだ”、”野暮”、”素敵”、



つづく。







星あらすじ(ムビーウオーカーより拝借ね。)霧


鎌倉にある東慶寺は、江戸幕府公認の駆込み寺だった。離縁を望む妻がここに駆け込めば問題解決に向け動く拠り所だった。駆け込んだからといってすぐには入れず、まずは御用宿で仔細の聞き取りがされる。御用宿の柏屋に居候する医者見習い兼駆出しの戯作者・信次郎(大泉洋)は柏屋の主人・源兵衛(樹木希林)とともに、様々な事情を抱えた男女のもつれをほどき、女たちの再出発を支えていく。