ルドルフ・シュタイナー (著)・西川 隆範 (翻訳)
◎肉食と菜食より抜粋
☆個人という狭い限界から発する偏見を越えて、事物の壮大な関連を見上げることができるのは菜食のおかげなのです。
☆大きな観点から自由に人生と思考を整頓できるのは、菜食のおかげです。
☆怒り、反感、偏見に狂うのは肉食のせいです。
☆人間が個人的な興味を抱くのは、肉食のおかげなのです。
☆戦争をしたり、共感や反感を持ち、感覚的な情熱を持つ人間がいるのは、肉食にその原因があるのです。
☆人間が狭い興味に夢中にならず、普遍的なものに興味を持つのは、菜食のおかげです。
☆菜食を好む民族は霊性への素質を有し、そうでない民族は勇敢で、果敢です。
☆勇敢さ、果敢さというものも人生には必要です。勇敢さ、果敢さというのは、個人的な要素なしには持つことができません。そして、個人的な要素は、肉食なしには発生しません。
☆人間は肉食によって個人的な興味に没頭できることが明らかになります。しかし肉食によって、存在を概観するための人間の感覚は濁ります。
☆人々を治療しようとする人は、もっぱら牛乳を飲むことによって、特別な助けを得ます。
☆アルコールを飲むことによって、人間は物質的な自我を作り出してしまうのです。
☆アルコールは自我を呪縛するものなのです。
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