ジャカルタ特別州知事アホック氏を巻き込めているイスラムの聖典コーランを侮辱事件の裁判は第2回目に行われる20日。北ジャカルタ裁判所は裁判過程を見に行く賛否大軍が朝っぱら姿を現し到着した。今回の裁判事項はアホック氏の反論覚書に対して検事の応答書を聞き込む。

 

ドウェアルソ裁判長は「被告人と弁護士の反論覚書に対して応答書の読書は今週の20日に行われる」と言い渡した。

 

裁判遅延は被告人の弁護士団を反対させ、弁護士団からの1人は別の日に行われるように促した。裁判長は「別の日に促す理由をお教えして頂ませんか」と答えた。言い訳は用事があったから当日に通うことできなくなると説明した。但し、その理由は裁判長に受け取られなかった。裁判長は「弁護士団はたくさんいるものだから、一人が来ないと大丈夫ですよ。それに当日に許可しても宜しいだから、ご安心ください」と言った。

 

 

アホック氏を巻き込めているイスラムの聖典コーランを侮辱事件、以前の裁判で反論覚書を出した。アホック氏は知事選に出馬しているからイスラムの聖典コーランを侮辱行為を否定していた

 

思い出したように問題となっているのは、プラウスリブ県を訪れたアホック氏が住民の前で話した。アホック氏は「ユダヤ教徒とキリスト教徒を仲間としてはならない」とするコーランの第5章第51節に触れ、「コーランの51節に惑わされているから、あなたたちは私に投票できない。(中略)地獄に落ちるのを恐れて投票できないというのであれば、仕方ない」と述べた。この発言の動画がソーシャルメディアで拡散されると、各方面から反発の声が上がった。(大空 寸輔)