男性と女性は異質であって
男性というのは「強さの実感」を持っていないと生きていくのが困難な生き物だと思います。
原始的には男性の基本は食べ物の調達と生殖です。
よって、餌と雌を求めている状態です。
これらを獲得するためには
まず、相手よりも強い、速い、賢いなどの強みがないといけません。
なので、そこを示すことで男は自己表現をします。
結局はいくつになっても勝ち負けの世界で物事を考えてしまいがちです。
そして、その部分を拠り所にします。
だから、仕事をして自分の能力を示すことに躍起になります。
この部分が何かのきっかけで崩壊すると男は自我が音を立てて崩れ、自信もプライドも打ち砕かれます。
女性に対してもこの部分を強くアピールするか?さりげなくアピールするかの差はあれど必ず男性は強さアピールをどっかでしています。
そして女性が「素敵!!」と思っていると勘違いしては「俺は強い!!」といって世界を牛耳ったような錯覚と妄想をします。
このようなことを繰り返し、現在のような男性中心の世界ができたわけです。
最近、子育てをして思ったのは、男はどんなに頑張っても母親には勝てないので
強いお父さん、かっこいいお父さんを演じて、自分の子供に「お父さんは凄いんだよ」と教育するしか方法がないんだな、と思います。
お母さんの無償の愛の前には、たまにしかいないお父さんは無力です。
そう考えるとカカア殿下が家庭円満の秘訣であることが納得できます。
お母さんをもっと尊重しなくてはいけないなぁと思います。