患者様の中には治りたくない人もいます。
そういう人は治りかけるとまた再発したりします。
今日、僕が施術した方も
右足に強いしびれがあり、良くなってきたかな?
と思うと、また強くなりの繰り返し・・・。
で、聞いてみました。
「なんか暗闇に閉じこもっている感じだね?」
「・・・?」
「怖さを感じていない?」
「仕事ではあるかもしれません」
「嫌いな人が上司か先輩にいるよね?」
「はい」
「その人、表と裏で違う顔してて、かなり厳しくあたられてるでしょ?
○○さんは真面目だから全部まともに受けちゃうんだよね?
自分がダメなんだって思うでしょ?
そして、それに向き合うには辛すぎる。だから、具合悪くなって
休みたい、辞める口実を作れればいいなぁって思ってない?」
「そのことばかり考えています」
そこから、その方は胸の内を語り始めました。
これは原因のひとつでしかないのですが、
原因のひとつであることも事実です。
まずはこの状態を受け止めることが大事。
そうした上で施術しながら、心とのバランスを取ることが大事です。
自分を慰める方法として、自分のからだを傷めているのは結果として
マイナスです。
だから、ポジティブに慰め、健康的に消化しないと調子はどんどん悪くなります。
病は気からです。