暑い夏は動きたくないと言う人がいます。
でも実は体温を調節してくれるのは、筋肉のポンプです。
筋肉は外から揉むより、自ら伸びたり縮んだりした方が
ポンプ機能が働きやすくなります。
これが運動。
運動することで熱を生み、血液を循環させます。
この夏の時期、この機能が体温の維持に役立ちます。
筋肉が収縮すると熱を生み、放出し、血流が循環し、体温が調節されます。
筋肉が動かないと、熱が生みにくく、放出しにくいため、外気の温度が高いと
表面の温度だけが高くなりますので、暑く感じます。
ですから、暑い夏の時期はきちんと水分と栄養を摂り、
体を動かすことで体温の調節がしやすくなります。
クーラーの効いた部屋で表面だけ冷やして、筋肉を動かさずに生活していると
体は芯から冷え、この冷えが秋になると風邪の原因にもなります。
夏こそ筋肉を使って、熱の循環をしたいものです。