デスクワークと腰痛 | 吉祥寺にある姿勢とココロのリラクゼ-ションPAUSE 「からだ」と「こころ」のつかいかた

吉祥寺にある姿勢とココロのリラクゼ-ションPAUSE 「からだ」と「こころ」のつかいかた

姿勢をゆるめて、ココロがホッと温かくなるリラクゼ-ション

 デスクワークの人は腰痛になりやすいと言われています。確かに当院に来られる方もそのような人が多いようです。


 人間の座るという姿勢は坐骨が椅子にきちんと乗っている状態になると、坐骨の下の部分はゆりかごのようになっているので、前後に揺れてバランスが取れるのですが、背中を丸めて座ると坐骨の後ろの方が接地するようになるため、このゆりかご機構が使えません。


 すると、腰椎では第4、5腰椎の間にある椎間板に負担がかかり、そこの分節にストレスをおこします。これは腰椎の前彎という腰椎本来の彎曲が減少してしまうためにおこります。


 この部分のストレスは腰椎の運動性を減少させ、動きのたびにピキピキという痛みを感じさせたりもします。立ち上がる瞬間が痛いというのはこのようなことからおこる関節と筋肉の動きのバランスに問題が起こっているからです。



 デスクワークは座るという姿勢だけではなく、PCで作業したり、文字を書いたり、会議をしたりとシチュエーションも色々あります。


 このようなときに次に考えなければならないのが、頚椎です。頭の位置は重心の位置です。この位置が安定しないと首の負担は大きなものになります。


 頚椎はストレスに敏感なところなので、作業の姿勢だけでなく、緊張感が強くてもバランスを崩します。


 頚椎も腰椎同様前彎を持つ構造をしていますので、この両者のバランスが悪いと周辺組織の負担は高まり、痛みを生み出しやすくしてしまいます。


 ですから、痛いところだけでなく、全体のバランスも重要なのです。


 カイロプラクティック はこのように原因になっているポイントを明確に特定し、施術していくことができます。そして、この痛みの原因とバランスをどのように取っているかを体全体、脊柱全体のバランスから判断できます。


 人間はどんな姿勢でも長時間同じ姿勢を続けるのはつらいものです。適度にトイレ休憩などを挟んで、体を開放してあげることも大切です。