ローガン・ラッキー

 

【原題】LOGAN LUCKY/アメリカ(2017年)

【監督】スティーヴン・ソダーバーグ

【出演】チャニング・テイタム,アダム・ドライヴァー,ダニエル・クレイグ,セス・マクファーレン,ヒラリー・スワンク,ライリー・キーオ,ケイティ・ホームズ,キャサリン・ウォーターストン,ブライアン・グリーソン,ジャック・クエイド,DJ・クオールズ,他

【ストーリー】脚が不自由で仕事も家族も失ったジミー(チャニング・テイタム)は、人生を一変させようと犯罪計画を立てていた。それはカーレース「NASCAR」が開催されるサーキット場の金庫から、大金を強奪するというものだった。片腕を失った元軍人の弟クライド(アダム・ドライヴァー)、カーマニアの妹メリー(ライリー・キーオ)、爆破のプロで服役中のジョー(ダニエル・クレイグ)を仲間に迎えるジミー。ジョーを脱獄させて金庫を爆破し、再び彼を獄中に戻す大胆不敵な計画は順調に進んでいたように思えたが……。

(シネマトゥデイより引用)

 

映画館で何度も予告編観て、何て豪華キャストなんだと! そんなミーハーなノリで観に行ってしまいました^^; ネタバレあるといけないのでこれから観る方はご注意を!

ノースカロライナ州の田舎町、兄ジミー、弟クライド、妹メリーの3人は“呪われたローガン一家”と呼ばれるほど運がなく…。ジミーの失業がきっかけで、カーレースが開催されるサーキット場からの現金強奪を画策します。そのためには、現在服役中の爆破のプロ・ジョーを、強奪中だけ脱獄されるという無謀な計画を立てるのですが…

前半は結構時間を掛けて、ローガン一家のあれこれが紹介されてた感じです。ジミーと元妻、そして娘との仲良しなところとか。チャニング・テイタム演じるジミーが本当にいいお父さんで微笑ましいんですよね♪

アダム・ドライヴァー演じる弟クライドは、イラク戦争で左腕の肘から先を失くし、バーテンダーとして働いてるんですが、彼の雰囲気が何をしても可愛く感じて、いい!

妹メリーは美容師をしてて、一見普通に美人なお姉さんなんだけど、スピード狂で車運転させたらすごいんですって感じ^^;

そして、ダニエル・クレイグ演じる爆破のプロ・ジョー。ジェームズ・ボンドとはかけ離れた役どころで、ダニエルさんはじけてました! 金髪&刺青も似合ってしまうんですね。

さて、この4人プラス、ジョーの弟2人での犯行は果たして上手くいくのか? あのサーキット場の現金を運ぶシステムはいかがなものかと思いながら、この緩めだけど緻密に工作された犯罪の成り行きを見守ったと言ってもいい映画かなと(^^)

彼らの他にも元妻役のケイティ・ホームズ、FBIのヒラリー・スワンク、レーサーのセス・マクファーレン等々、本当に豪華キャスト。だけど、その中でひときわ光っていたのは、ジミーの娘を演じた女の子! “カントリー・ロード”を歌うシーン良かったなぁ。じーんときちゃいました(;_;

描かれているのは一応犯罪なんで、本当は応援なんてしたらダメなんですが、つい加担してしまいたくなるキャラばかり。ツッコミどころもありますし、個人的に爆笑するようなシーンはないけど、クスクス笑えて面白かったです♪ 終盤は思わずにやけてしまいました。

 

(画像はすべてお借りしました)

 

スティーヴン・ソダーバーグ監督が久々にメガホンを取ったクライム・コメディ。私の苦手なドンパチは陰を潜め、家族の絆も描かれてて、あまり観ないジャンルながら、このユルさは自分には合ってたかも♪

ソダーバーグ監督と言えばやっぱり『オーシャンズ』シリーズなんでしょうね。私は『エリン・ブロコビッチ』が一番好きかも。ていうか、そんなに観てないやんと(・・;)

チャニング・テイタムも製作に携わっているみたいですね。恋愛ものやヒューマンドラマばかり観てた私には、『親愛なるきみへ』とか『君への誓い』のテイタムさんなんですが、ジョナ・ヒルとのバディ・ムービー『21ジャンプストリート』と続編の『22ジャンプストリート』は楽しくて好きです。ただ、お顔はあまり好みではないかな^^;

 

P.S.今週末は娘と2人で実家に帰ります。オンボロのMYワゴンRで帰るのはこれが最後かも。27日は新車の納車日! 正しくは新古車ですが、誰も乗ってない車に自分が最初に乗るのは初めてなので緊張します。できるだけボコっと行かないように気を付けたいと思います(~_~;)