Gynecologist/婦人科検診 | sunset diary

Gynecologist/婦人科検診

2週間ほど前に、婦人科に行って来ました。


こちらに来て子供達の事もひと段落ついたので、約1年半ぶりの検診と相成りました。ドイツでは10ヶ月から1年以内に検診に行くよう薦められますが、こちらはどうなのでしょうかね。


まずは医者を選ぶのが大変でした。こちらのクリニックはどこもファンシーで、『医者然』としていなく、ここで大丈夫かよ?という雰囲気をかもし出しています。外見で選ぶわけではありませんが、ドイツではいい先生は立地、構えもいいところが多かったです。NCはまだ新しい土地だからでしょうが、とにかく悩みました。ドクターの名前もインド系からフィリピン系、もちろんヒスパニック系も多いです。あ、ロシア系もいました。子供が掛かっているところがロシア人の先生でした。TVのコマーシャルでは「当医院では、スペイン語OKです!」とか、宣伝してますし、大学病院からもちょくちょく広告が送られてきます。ドイツにいたときには、医者がコマーシャルや、ちらしを配るなんて、目にした事がありません。びっくりしました。


差別や偏見ではありませんが(いや、十分偏見ですね)、日本では日本人のお医者様、ドイツではドイツ人と、その国の人に診てもらうのが当たり前だったので、外国人の移民の先生がたくさんいるお医者さんにまだ慣れません。はっきりいって、「本当にあなた、だいじょうぶなの?一体どこでどれくらいの勉強をしたの?」が念頭にあります。歯科にしても、外科手術にしても、そのテクニックは世界一を誇っていると思いますが、それが裾野の医療まで行き渡っているとはとても思えません。


アメリカでは、高度な医療はお金のある人、プライベートの保険に加入している人しか受けられません。私があまり行きたがらないこういったクリニックにも行けない人はごまんといて、こういう人は自分で処方箋のいらない薬を調達しなければけないから、至るところにドラッグストアーがあるのか…、と、ヘンに関心したことがあります。


さて、婦人科検診に話は戻って、結局検査はどこの国でしても同じでした。おもしろいのが、「洋服を脱いで、このガウンをきてください」と、浴衣みたいのを渡されました。ドイツでは胸の触診の時はズボンは履いたまま、それが終わると上着を着て、ズボンを脱いで子宮頸がんの検査でした。ま、どちらも同じですが。日本はカーテンで仕切られていて、なんで隠すかな…って、カーテンをとっぱらった事がありましたが、あちらにいた先生のほうがビックリしたらしく、カーテンをまた閉めなおされたって事がありました。じゃぁイスラム圏ではどうなんだろう?とフッと思ったのでした。


婦人科検診の後、血液検査がありました。これにはメタボリック検査も含まれていました。先週クリニックから連絡があり、血液検査の方は異常なしとの事でした。子宮頸がんの方は今週中にわかる予定です。何もなければ連絡がないそうなので、連絡がないことを祈ります…。