sunobokidsのブログ

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ミステリ本の読書感想です

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幼馴染との感動の再開から始まる恋愛ストーリー
ひたすらハッピーかと思いきや、こぼれ出る違和感や疑問、不信感
そして一気にわかっていく事実

恋愛ストーリーとして一気に読めました
ラストは人によって好き嫌いがあると思います

でも僕はこういう話が大好きです
このネズミの絵をネズミだと思えばもうネズミにしか見えない
だがおっさんだと思えばもうおっさんにしか見えない

ロックバンドの解散間近に起こる出来事、思い出される主人公の幼き日の出来事
いろいろな人のいろいろな思いが交錯し進んでいく物語

熱い性格で突き進むわけでも、なにかあきらめた様に流されるわけでもない
自分の思いに進んでいく主人公

淡々と進んでいくように見えますが話に引き込まれ一気に読める作品だと思います

普段は詐欺など数字に手掛かりを求め電卓ばかりを叩いている「電卓女」

だが刑事部長からの特命で銀行立てこもり事件の指揮を執ることに・・・

第12回「このミステリーがすごい」大賞受賞作


スーツや腕時計など良いものを身に着けながら、ブラウスは商店街で買った安物という主人公

慣れない現場に右往左往しながらも気合で乗り越えていく

最後は大団円




登場人物たちの設定がしっかりしていて解りやすく、話も読みやすい

オチといい、途中の登場人物たちの掛け合いといい、すごいテレビ向きだと思った

勧善懲悪な感じですっきりします

北海道根室半島沖に浮かぶ石油採掘基地で職員全員が無残な姿で発見される・・・

陸上自衛官の主人公が政府から被害拡大を阻止するよう命じられる。

第11回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作


冒頭から現在の人類にはどうにもならない状況、という展開

主人公は限られた時間、方法など模索しながら、なんとか対応しようと東奔西走

だが、政府や上官などが自己保身に走り、やりたいことがなかなか出来ず

しかし、過去の出来事を胸に不屈の精神で前に進もうとする主人公


途中、2転3転しながら物語が進み、ある対応策が発見され、

被害はある程度終息する方向で物語は終了。

主人公は物語冒頭に地にてある文章を発見して物語終了。





ん~、話が難しいうえに地味、そして500ページ近い量

いろいろ考えさせられる展開で、最後の所は私にはよくわかりませんでした

北海道の地名がいろいろ出てきて懐かしかったです

1時間ぐらいかけて書いた感想が反映されなかった(´;ω;`)

また今度書こう


よし書こう!


4つの短編集


{動物園のエンジン}

暇な人たちが暇つぶしをしているうちに事件の真相に近づいていく?ような話

そういう風にみたらそうなるよね、って感じ。オチがよくわからなったです


{サクリファイス}

アウトローな職業の主人公がある村の謎に迫る?話

物語のポイントで主人公が「だから?」と言って進んでいくところが好き

オチもこうきたかって感じで好き


{フィッシュストーリー}

いろんな時間のいろんな場所の人がいろいろ繋がっている?話

風が吹けば桶屋が儲かるって感じ

話の繋がりとか大変そうだな~って思うけど、私にはいまいち解りませんでした


{ポテチ}

何やらコメディタッチな人たち?の話、まぁそれだけでは終わらないですがね

途中の

「コンソメの気分だったけど、塩は塩でいいもんだ、間違えてもらって、かえって良かったかも」が

すげーいい!


全体的に話が読みやすくて違和感を感じるところも無くて良かったです