ナイトの不確実性。 | Sunny-Style通信(つかさ編)

ナイトの不確実性。

行動ファイナンスという学問の中に、、、

「ナイトの不確実性」という理論が出てくる。


こんな感じ。


Aの袋の中には、、、


赤い玉・・・・50個


黒い玉・・・・50個


ある。


玉を一つ取ったときに、、、

赤である確率は、、、50%である。

黒である確率も、、、50%である。




Bの袋の中には、、、、


赤い玉と黒い玉があわせて100個


入っている。

しかし、それぞれ幾つあるのかはわからない。



それでは、、、賭けをはじめましょう。


あなたなら、どっちに賭ける?


1問目。


Aの袋から赤い玉が出る or Bの袋から黒い玉が出る


2問目。


Aの袋から黒い玉が出る or Bの袋から赤い玉が出る



とある学者が実験したところ、、、大多数の人間が・・・


1問目は・・・Aの袋から赤い玉が出ると答え、、、、


2問目は・・・Aの袋から黒い玉が出ると答えたそうである。



よく考えてみて欲しい。


もしも、1問目でA:赤が出ると答えたのなら、、、

Bの袋の黒い玉は49個以下しか入ってなかったのだろう

と考えているはずだ。


だから、2問目では、、、Bの袋の赤い玉は51個以上

入っていることになり、、本来なら、B:赤を選択すべきである。


これがナイトの不確実性であると、、、

最近買った「東洋経済」に書いてあった。


起きるか起きないか確率が分からない状況下では、、、

悪いことが起きる確率を高く評価することが実証されている。


しかし、この不確実性の下でも、楽観視できるアホがいる。

とナイトは言っている。


それが企業家である。


と・・・・。



結局のところ、ビビッたもんは負けである。


ビビらない人生を送りたい。


人生にビビらないように生きていきたい。


そのために私は色々と学ぼうと思う。