三和薬品㈱でおむつフィッターをしていますナカノです。
昨日から、勉強会の為、山代温泉宝生亭さんに来ています。
勉強会じゃなく家族でゆっくり来たいです。
そんな宝生亭さんの館内にはワクワクするPOPがいっぱい。
そんな中で目についたのが「宝生亭のお水の話」というPOP。
そんなPOPの横にはお水が!!!
これは飲んじゃいますね。
でも、人間って飲むと出ます!
何を?って。
おしっこです。
おしっこは飲むと出ます。
出そうになるとトイレに行って出します。
でも時々自分の意志に反して出てしまう事ありませんか?
こんな経験はございませんか?
スポーツをしている時や介護をしている時、くしゃみや咳などでお腹に力を入れた時「あっ!」と、すこーしだけおしっこが出ちゃった事・・・・。
出産を経験したり、年齢を重ねると骨盤底筋という尿道をしめる筋肉が弱くなります。
そのような時、ちょうどよさそうという事で、生理用ナプキンを使っている方も多いと思います。
でも、生理用ナプキンに尿がかかるとベタベタになる・・・。という経験をした方もこれまた多いと思います。
実は、生理用ナプキンは経血を吸収するように作られています。
尿を吸収する素材ではないのです。
尿を吸収させるには尿を吸収する目的で作られた失禁用尿とりパッドじゃないといけません。
生理用ナプキンは経血を吸収する目的で作られています。
それに対し尿パッドは尿を吸収する目的で作られています。
やってはいけない事は、ティッシュを当てるという事です。
これは肌トラブルの原因にもなります。
女性の場合は、生理用ナプキンを付けている経験から、軽い尿漏れ用のパッドを付ける行為はさほど抵抗なく出来るようです。
尿漏れには尿パッドの使用をお勧めします。
尿とりパッドには消臭効果のある商品もあります。
おしっこ独特の臭いの問題も解決できます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150204/18/sunnydaysanwa/ef/0e/j/t01280102_0128010213208527875.jpg?caw=800)
しかし、男性の場合は別です。
僕もそうですが、男性は生理用ナプキンを使った経験がないから、失禁があってもパッドを積極的に使おうとする人は少ないです。
パッドを付ける事や紙おむつをはくことを恥と思い、尿漏れを気にしてスポーツや旅行を敬遠する方もいらっしゃいます。
そういう時におススメしたいのが、布で出来た軽失禁パンツです。
見た目も履き心地も普通のパンツです。違和感なく人にもバレずに使えます。
最近はトランクスタイプの軽失禁パンツがあります。
滅多に漏れないけどスポーツをするからという事で、安心の為履いているという声もたくさん聞きます。
では、おむつフィッターの僕がお勧めするパッドとは?
はい。
実は、パッドは最終手段で使わない方がいいです。
お世話にならないようにする事が大切です。
尿漏れ予防の骨盤底筋トレーニングなるものがあります。
どんなトレーニングかと言いますと
仰向けに寝て、足を肩幅に開き、両膝を軽く曲げて立て、からだをリラックスさせます。
その姿勢のまま陰部全体をじわじわっと引き上げる感じで、骨盤底筋を締めます(おなか・足・腰などに力が入らないように意識してください)
その後の1分弱からだをリラックスさせます。
あとは「締める」「力を抜く」を1分間のサイクルで10回(10分間)繰り返し行ってください。
排泄ケアってネガティブなイメージがあります。
元気なご高齢の方は、生涯学習や老後の楽しみで勉強やスポーツをされる方がたくさんいます。
英会話・生け花・グランドゴルフなど。
でも、排泄ケアを学んでいる方は少ないです。
当たり前ですね。
おむつを使う自分や配偶者の排泄を手伝う自分なんて想像できないししたくありません。
でも、いぜという時に困らない為に、知っておくことも大切です。
という事で今日の1曲です。
The Beatles-Hello Goodbye
厳しくも楽しいブログ合宿での出会いに感謝です。