福島 meets 神戸 −風とロック LIVE福島 CARAVAN日本− | 甲状腺がんの歩き方

甲状腺がんの歩き方

31歳7ヶ月で発覚した甲状腺がん。
現在までの経過や傷隠しの方法、同病の友人達との交友録etc...を
クールでポップで時にファニーに書き綴っています。
病気が発覚した時、不安を解消してもらい希望をもらった先輩達のブログ。
願わくば自分も微力ながら誰かの道標に:-)

強風の影響で電車が止まるというハプニングに見舞われながらも行ってきました。

「風とロック神戸 LIVE福島 CARAVAN日本 ~そして神戸で出会いましょう~」

ドキュメンタリー映画の上映&トークショーとライブの二部構成になっていて、私は最初の映画&トークショーしか行けませんでしたが、率直に「行ってよかった」と思いました。

映画は震災からわずか半年後の2011年9月、福島県で開催された「LIVE 福島 風とロック SUPER 野馬追」に参加した人達の震災から1年後を、当時の思いや映像を交えながら構成されたものでした。
海に面した堤防に並べられた花や、わずか5歳の子どもの口から放射能という言葉が出てくる現実は胸に刺さるものがありました。
でも「福島は生きている」の言葉通り、各ライブ会場でその瞬間、発せられるエネルギーの大きさは映像を通してもビシビシ伝わってきて、なんだかよく分からないけど、胸が熱くなりました。
結果、最初から最後まで胸いっぱいで泣けました。

その後のトークショーは45分ぐらい?で、あっという間でした。
今回は神戸という事で、やはり阪神淡路大震災の話が多かったように思います。
印象的だったのは阪神淡路大震災を経験した3人が当時の大変だった状況を「楽しんでいる所があった」と話されていた事です。
ただ「そうでもしないとやってられない」状況だったとも。
その感覚って分からなくもないんですよね…震災当時も病気と共生する今も。
この歳で“がん”なんて病気になって、手術したり今もヨード制限してたり大変だけど、そんな日々を楽しんでいる自分がいて、それは不安やネガティブな感情を振り切る為の防御策にもなっている気がします。

あと、高橋優くんが「迷ったらお節介でもいいからやれ!」というような事を言っていたのも背中を押される気がしました。
彼は一人でトークライブをしても全然、お客さんを呼べそうですね。
私はミュージシャンとしての高橋優くんは全くと言っていいほど知りませんが、今日のトークショーの最後の最後、時間が超おしてる所で振られてからの勢いある喋りは何か惹き付けられるものがありました。
今度タワレコに行ったら彼のCDを手にしていると思います(笑)

帰りに物販で手ぬぐいを買いました。

$SURVIVE CANCER STYLE+


これでまた、楽しく過ごせるね:-)