造形比較企画2 光造形編
こんにちは、SUNDIGI【さとう】です。
なんだかもう梅雨がやってきたような空模様ですね。
私は自転車で通勤できないので、もんもんとしています。
「比較企画1」 はインクジェットの造形物とシルバー完成後を比較してみましたが
今日は5月29日なので・・・
『5月29日、29、029・・・、DIGITALWAX029の日!』
ということで、光造形DIGITALWAX029で出力した造形物と
シルバー完成品を比較しようと思います。
以前【かとう】が書いた記事「サポートのこと」で紹介したデータを造形出力してみました。
http://ameblo.jp/sundigi/entry-10231704714.html
まずは出力前のCADデータです。光造形用にサポートを設計してあります。
↑これを造形出力してみました
左から造形物とシルバー925でダイレクトキャストしたものです。
大きさは20x20x22xmmです。
うーん、まっ白くて見えずらいでしょうか。白いものを撮影するのは難しいですね。
背景を黒にしてみました。
ワックス樹脂の様子が見えやすいのではないでしょうか?
横に並べて見ますね。
↑キャストをしたので、シルバーになったものがひと回り小さく見えるのがわかりますか?
サポート部分をクローズアップしました。
↑光造形では出力したいモデルの周囲にサポートと呼ばれる細い柱状のものを設計して出力します。
このサポートがないと、造形物の一部が出力できなかったり
強度が弱くて造形中に落ちてしまったりと、がっかりなことになってしまいます。
この王冠のようなデザインではデザインの一部がサポートの代わりになるので
サポートの数も最小限で済み、造形後の除去も比較的楽にできる設計になっています。
サポートの除去には1000円~費用がかかってしまいますが、ご自分で除去される場合は
除去代はかかりません。
通常のワックスと同じように、ヤスリとリューターで整えることができますよ。
パヴェのようなデザインで爪の先にサポートが
びっしりついてしまう場合やヤスリがなかなか入らなくて除去が難しい場合には
インクジェットをお勧めする場合もあります。
ちなみに今回の造形価格は\5000(税別)でした。参考までにどうぞ!
次回の比較は同じデータで光造形とインクジェット造形を比較してみようと思います。
※SUNDIGIのサンプルジュエリーは光造形もインクジェットも全て
シルバー925でダイレクトキャストをして製作しています。
ジュエリーCAD造形出力は
【SUN DIGITAL JEWELRY SERVICE】
http://sundigi.jp