インクジェット造形機について | SUN DIGIのでじでじブログ

インクジェット造形機について

こんにちは、【SUNDIGI】さとうです。SUN DIGIのでじでじブログ


以前「造形機のこと」でかとうが光造形機について書いていたので

http://ameblo.jp/sundigi/theme4-10011570894.html#main

今日はインクジェット造形機についてお話しようと思います。


お客様のご相談の中で
「光造形とインクジェットはどう違うのか?」
と良く聞かれます。

「立体物を造形する」という目的ではどちらの造形機も
最終的には同じですが、造形方法、素材、精度、など
特徴的な違いがあります。


インクジェットはその名のとおりインク状になった
ワックス系の材料を噴射して層を積み重ねて
造形物を作っていきます。
家庭用印刷機のインクジェットプリンターのイメージです。


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上記画像のブルーの部分が「ビルド」と呼ばれる
造形物を構成する為の素材です。

画像の紫の部分は「ビルド」の構成を支える為に必要な
「サポート」材です。

この2つの素材を使って

・ビルドを1層噴射
・サポート材を噴射
・カッターで指定した厚みになるように表面を削る
以下延々繰り返し・・・

と、気の遠くなるような層の積み重ねで造形していきます。




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そして、ビルドに使用しているワックス系材料とは
ジュエリー製作に使用するブルーワックスの素材とほぼ近いものなので
キャスト性も良いのです。


キャスト性に優れた硬い素材、層の厚みが一定で精度があることから
しっかりエッジを出さないといけないものや、ゴム型を
とるのが難しくてダイレクトキャストが必要な形状は
インクジェットをおすすめしています。

SUNDIGIではお客様のデータの形状に合わせて
どちらの造形機で出力するのが最良かをご提案しています。


インクジェット造形機について
http://sundigi.jp/zoukei_t76.html


ジュエリーCAD造形出力はSUNDIGI
http://sundigi.jp/