道徳の教科科目化の話題から、私なりに「徳」について考えたいと思います。


久しぶりの更新で、よい文章が書けるかちょっと不安ですが、書いてみます。



私のイメージですが


徳とは

社会生活を互いに気持ちよく円滑に営む規範かつ自己の人間性を高める規範である。


徳には、他人や社会に対する外面的な部分「対外的な徳」と自己の内面的な部分「内面の徳」が存在します。


*対外的な徳を簡単に言えば、思いやりです。


*内面の徳を簡単にすると、謙虚さです。


この思いやりから始まり、謙虚さに至ることは徳を教育し、磨くために大切なことだと思います。


以前にも書きましたが、教育とは、自力で学ぶ力を育てることです。そのためには、目指す姿と自力で学ぶための基礎力、興味と意欲が持てる教育をしていく必要があります。


思いやり教育

思いやりの心を身につけるためには、沢山の色々な人や物と出会うことが大切です。


例えば、保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、社会人、地域の人、高齢者、障がい者、外国人、他の学校、他県の学校など、普段なかなか接することのない人と沢山の交流をすること。

遊んだり、スポーツをしたり、音楽、ご飯を作って食べたり、なんでもいいので、楽しんで交流すること。


さらに、人と笑顔で交流する方法を身につけること。

例えば、挨拶をする。相手の立場に立って物事を考える。誠実な言動を心がけて、相手が嫌なことをしない。人の話をよく聞くこと。他の人が大切にしているものを大切にすること。


謙虚さ教育

これは、学校教育で実施することは、難しいかもしれませんが、まずは、簡単なことから始めて、自分で磨いていくことが大切です。


例えば、いただきます。ありがとう。ごめんなさい。を言えるようにする。自然教育、恵みについて学ぶ。歴史や郷土史、先祖や偉人の教育として、お墓参りや遺跡巡りをする。親やお世話になっている人を学ぶ。一日、一年、一生を学ぶ。


人間にとって、徳は何よりも大切なことです。簡単には身につきませんが、一生をかけて全ての人が学ぶ必要のあるものです。


現在は、多くの問題があり絡み合って、解決を困難にしています。しかし、一つひとつ徳をもって問題に臨めば、必ずよい解決に導けるものと思っています。


「徳」第一の日本、世界にしていきましょう。