2014/07/06(日) 鶴岡市 /
月山(日本百名山) 標高1984m
映画村のバスの運転手さん 「弥陀ヶ原は花が見頃、是非どうぞ~」
AM3:30 起床
8合目駐車場でご来光でも観ようか? 観えるのかどうなのか?まったく分からないが
※月山ビジターセンターの駐車場 車中泊の車は小三歩家のみ・・・
駐車場入り口には三角コーンが置かれ「夜間立ち入り禁止」
「追い出されなくていかったー」って、爆睡していて気が付かなかっただけなのかも(笑)
45分かけて長ーい山道を登っていく、8合目駐車場には既に50台以上の駐車車両
ガスガスだー
今日は幻想的な山歩きか・・・(よく言えばだが・・・)
ご来光は諦めて、すこしウトウト
そんな中、登山者か? ぞろぞろと山に入って行く・・・・何だろう? 登山者とはちょっと違うイデタチ ヘルメットをかぶり、ピン付長靴に手提げ袋、リュックも背負っているが登山用ではない???通りかかったおばさんに尋ねてみると「タケノコ採りー」だそうだ
なんでも「根曲り竹」の一種
春から夏、月山で採れる「月山筍」(がっさんだけ)は、味の良さに定評があるだけではなく、手に入れることが難しい珍重されている筍 なのだそうです
早めの朝食を摂り
AM5:35出発 筍採りの方々に混じって登山者は半々位の割合か
ガスも次第に上がってきた? それとも日の出のせいか明るくなってきた
弥陀ヶ原の木道を歩いて行くと、早くも色とりどりの花が咲いている
歩き始めて30分、おー!天気も回復してきたか?
池塘の周りにはチングルマが、花が終わったのもあれば盛りもある
チングルマはどちらも楽しめる
朝露に濡れたチングルマ なかなかいいぞ!
一ノ岳を登り始めるころには快晴
眼下には弥陀ヶ原湿原が広がる 中央左が8合目駐車場のある「月山中ノ宮御田ヶ原参籠所」
前方に観えるのは途中「二ノ岳」か? 山頂はまだ観えてこない
この時期はどこのお山も虫たちが乱舞 防虫ネットを被ったが、他の登山者でネットを被った方は見かけない 虫対策としては少数派の様だ
(オーラ!!虫ども!かかってコイヤー )
残雪のトラバース ロープも張ってあるが、特に急な訳でもなく、ガスった時の道標
お花畑もチングルマからハクサンイチゲにチェンジ ピンクのイワカガミとコラボしている
登山道の両脇にハクサンイチゲ
弥陀ヶ原から続く登山道、一部木道を除いてはそのほとんどが石を敷き詰めた道、歩きやすいとは言えないまでも、古から多くの人達が登山道を整備してきたことが分かる
ハクサンチドリ
この辺もいろんな花が咲いているが、知っているのはごく僅か
AM7:15 仏生池小屋到着 5分ほど休憩 快晴だが標高があるため快適
相方、今日は元気に登る 昨日は体力温存しましたから
右中央は仏生池小屋
この辺りから石がゴロゴロ また足首がコキっとならないように慎重だ
シラネアオイにウラジロヨウラク ハクサンチドリにハクサンイチゲ 知ってる花のオンパレード(逆に言うとそれしか知らないw)
「行者返し」の急登だが足場がしっかりして距離も20mほど、どうという事もない
「モックラ坂」 しっかりと敷き詰められた石道
ハクサンイチゲの大花園
たまにハクサンチドリも
新庄市方向は見事な雲海広がっている
標高2000m近い登山道がみごとな石畳 すごいです!!
日本海方面
今日でいかったーと思える快晴
ヒナウスユキソウ(日本版エーデルワイズ)
ようやく山頂が観えてきた しばらくエーデルワイズが両脇を彩る木道を歩く
見下ろすと雲海と登ってきた残雪が途中の山並みに分断されるが、延長のように見える
これは!愛犬家どんの
喜びそうな斜面ではないか?
月山の一等三角点 山頂は神社に占拠されているため、少し離れた地点にある
AM8:46 山頂神社前に到着
本当の山頂はこの「月山神社」の奥にあり、入山には参拝料 お一人様500円也が必要で、もちろん撮影禁止
ありがたく御奉加し、お祓いまでして頂き参拝して参りました
黒ユリ発見!!
山頂も花畑状態テンパッテしまいます
山形に来て一番面食らってしまうのが言葉の壁(方言)・・・
今日も神社の前で60才半ばのおじさんに話しかけられたが「○※?△#□~!・・・」「???・・・」さっぱりわかりましぇん おんなじ日本語ですか? カメラを差し出してきたところをみると「写真を撮ってほしい」らしい
「Oh I see, I see」 思わずエングリッシュで返事してしまうw 理解できない言葉=英語 学生時代にしっかりと刻み込まれてしまったらしい・・・
神社をバックに1枚撮って差し上げた
花も最高、景色も最高
エーデルワイズに黒ユリ
山頂で休憩&ランチで1時間ほど滞在
ここが月山山頂!と言えるランドマークもなく、仕方なく「月山頂上小屋」の看板を拝借して記念撮影 これにて下山
広々としたゲレンデのような雪原、「愛犬家」ドン
なら尻セードか?やや緩斜面すぎて、たまに足こぎも必要だぞw
白装束を着た軍団が下りてくる 装束には近くの宿坊が印刷されており「にわか修験者」観光客の一団らしい
足が「コキッ」となりませんように・・・登り以上に慎重だ
まだお昼前、登ってくる団体客も多い
慎重に慎重に、登るのと同じくらい時間をかける
せっかくなので弥陀ヶ原も歩くことにした
相方、大事を取ってNGだそうだ
雲が出てきた
池塘にはワタスゲ
これがまた好くマッチする
AM12:40 駐車場到着
駐車場を抜けると路肩には延々と数百メートルに及ぶ車の長い列が続く
早めが肝心ですぞ!
と、購入したオリジナルバッチ
前回の登頂時にはバッチを集める趣味もなく買いそびれてしまったバッチ GETです
今年の登山は天候に恵まれてるか? そもそも晴れそうな山ばかり狙っているのだから当たり前だが・・・縁起がいいぞー
(自己満足、自己暗示の世界です)
余談 帰ってきてから相方曰く「出羽三山詣でには順番があるらしいよ、「羽黒山」→「月山」→「湯殿山」の順番だって!」 そんな事、今更言われても・・・ 各神社で参拝料を御奉加してきたのにご利益ありませんでしょうか?