Signoraのブログ
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帰宅

日曜にオックスフォードに戻りました。あー疲れた。何が?
ユーロスターは、荷物が少しの時はいいですが、飛行機に乗る時と同じサイズだとかなり難儀します。パリもロンドンも地下鉄の駅にはエレベーター、エスカレーターが無いところがほとんどで、階段も狭いし、改札を抜けるのに手間取ると、立ち往生。ユーロスターに乗る時は、荷物検査で、自分で大きなスーツケースをベルトコンベアに載せないと行けません。20数キロ持ち上げるのは、結構な力作業です。ユーロスターの客車内にはドア近くの大きな荷物を置けるスペースは限られています。早い者勝ち。電車とプラットフォームには数段の段差があるのでは、これも難関。みなさん順番に一列に並んだりはしませんから、左右真ん中の三つの角度から、一つの入り口目指して押し合いへし合い。

シニョーラが学生の頃、アメリカは若い時に行く方が良くて、ヨーロッパは年寄りでも行けるなんて言ってた先生が居ましたが、とんでもなーい、嘘。ツアーで荷物の持ち運びの心配が不要な場合を除き、重い荷物を持ち上げらない人にはヨーロッパ旅行は無理です。古い(=歴史ある)建物にはエレベーターがないし、中世の町には石畳みの狭い坂道がたくさんです。4輪のスーツケースは、スムーズな平面では、まるでスケートみたいに動いてくれても、石畳みや階段では、壊れる恐れあり。急勾配のバスに乗ると、横向きにしないと、勝手に動き回って、しっかり動かないように押さえるのが大変です。

宅急便があれば、どんなに楽か...
でも便利さに慣れてしまうと、それが無いと、動きが取れなくなる怖さもありますね。

久々のオックスフォード、今日はいい天気でした。でも、明後日、日本に発つので、また荷造りしてます。

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パリ暮らしについては、書いてないことがあるので、まだそちらも続きます。(いったい、いつ書けるんだろう...)

パリ暮し(15): お洗濯

旅行で一番困るのが、お洗濯。二週間くらいの旅行なら、一度も洗濯しなくていいように、下着とソックスは、二人分を14セット持ちます。後は、汚れが目立たない、濃い色の服を着まわします。ただの黒いTシャツも、ネックレスや綺麗な色のスカーフを巻けば、高級レストランでも気後れせずに入れます。人は大抵、顔と上半身に最初に目を向けるし、テーブルに着席すれば、下半身や靴は見えません。服装よりは、スマートな態度の方が大事かも。
でも今回のように、二週間以上になると、やっぱり洗濯しないと、薄汚くなって、自分でも嫌になります。パリには、自分の家に洗濯機を持ってない人が多いのか、コインランドリーがたくさんあります。シニョーラたちが居るアパルトメントの目の前にも、一つあって大助かり。

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大きさの違う洗濯機が三種類あり、値段も違います。一番小さい7kg用で3.70ユーロ。洗濯機に洗濯物と洗剤を入れて、蓋を閉め、お金を払う自動販売機みたいな機械にコインを入れ(ちょうどの金額でなくても、お釣りはちゃんと出ます)、洗濯機についている番号と同じ番号のボタンを押すと、洗濯機の電源が入り、温度を選ぶ表示がでます。選ぶと、洗濯が始まって、何分かかるか表示がでます。待っててもいいけど、小一時間かかるので、たいてい、みんな何処かに行って、終わる頃に戻るみたい。管理人が居て、お掃除したり、機械のメンテをしたり、不審な人が来ないように見張ってるので安心です。

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洗濯が終わると、この大きな乾燥機で乾かします。冗談抜きで人間が一人すっぽりはいる大きさです。洗濯機と同じで、コインを入れて、番号のボタンを押すと、乾燥が始まります。10分で1ユーロ。2サイクルすると、全部乾き、厚手のジーンズも渇いたので、感心しました。これだけ大きいと、服もクシャクシャになりません。

このコインランドリーしか行ったことがないので、他の場所はまたシステムが違うのかもしれません。

(続く)


パリ暮し(14): クリュニー美術館

クリュニー美術館で一番有名なのはこれ。6連作のタペストリーで、テーマは、人間の五感とあと一枚は謎と言われ、いろんな解釈がされています。

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これが、何を言わんとしてるかわからないミステリアスな一枚なのですが、動物や植物など細かい部分もとても綺麗。このウサギなんか、可愛いでしょう!?

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この美術館はもともとは古代ローマの浴場でした。なので、今もお風呂の遺構が残ってます。中世時代にクリュニー大修道院長が買い取り、修道僧が住む館になりました。フランス革命を経て、最終的には国が管理することになり今に至ってます。写真を撮り忘れたけど、建物自体も素敵です。

タペストリーは、「貴婦人と一角獣」だけでなく、聖ステファノ(英語ではスティーブン)の生涯を描いた連作も見応えがあります。

これは、ステファノが投石の刑にあって殉死するところ。

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こちらは、何百年も経ってから、彼の遺体が見つかるシーン。なぜか、ここにもユニコーン(一角獣)とライオンが居ますね。


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最後は、コンスタンチノープルからローマに移された聖ステファノと、聖ロレンツォ(英語ではローレンス)が並んで横たえられているシーン。ロレンツォは鉄格子に載せられ火あぶりの刑になった聖人で、よく鉄格子を持って描かれています。
この連作のうち、3つしか写真を取りませんでしたが、二部屋に分けて展示してあり、全部でいくつあるか数を数えなかったけどかなりたくさんありました。

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もちろん、クリュニーには他にも素晴らしい物がいっぱいあり、見るのにちょうどいい大きさで、シニョーラも同居人もパリでお気に入りの場所の一つです。

(続く)

パリ暮し(13): サン・シャペル

Sainte Chapelle は日本語のガイドブックでは、サント・シャペルと書いてありますが、サン・シャペルって発音されてるように聞こえるので、ここではそう書きました。「シャペル」が女性名詞だから、前に付く「サン」が男性名詞とは違う形になると言うことでしょうが、フランス語が全然出来ないシニョーラにはわかりません。
サン・シャペルはシテ島にあり、パリで最古のステンドグラスで有名です。1248年に完成。日本では鎌倉時代、元寇の30年ほど前の時代です。

狭い螺旋階段をのぼって、二階の礼拝堂に入ると、何処までも高く伸びるようなステンドグラスに圧倒されます。

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いつも、入場するのに長い列が出来てて、中も人がいっぱい。

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旅行する時、シニョーラのバッグには、小さな望遠鏡が入ってますが、これがこの時、とても役に立ちました。でも、ずっと上を見上げてて、首が疲れました。
ちなみに、すぐ上の写真に映ってる右下のステンドグラスは受胎告知の場面なのです。これでは見えないかなあ?

クリュニー美術館に、少しここのステンドグラスが展示してあるので、そこで、人の表情など、どんなに繊細に描かれているか、近づいて見ることが出来ます。クリュニーは、「貴婦人と一角獣」のタペストリーで有名です。

(続く)

フランス暮し(12): サン・シュルピス

サン・ジェルマンのオデオンで友達と映画を見に行く約束をしたのですが、7時半の待ち合わせに、時間がまだたっぷりあり、サン・シュルピス教会に行ってみました。大きい!!!
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正面の広場では、ちょうど、面白いアートの展示が四隅に置かれて居ました。

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この教会、最初の工事は17世紀に始まりましたが、何度か中断され、一応1745年に完成したあとも、火災や落雷の被害で受難続き。

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こちらは、ダ・ヴィンチ・コードで有名になった場所。読んだはずなのに、どういう意味があったのか、どうしても思い出せないシニョーラでした。

外に出ると、雨が上がって、青空になってました。

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(続く)
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