劇団SummerSummer のブログ

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夏の日の青空のように、爽やかな明るい芝居を作ることを目的とした劇団。
2014年、岩手県盛岡市にて発足。
誰にでもわかりやすい、エンターテインメント性を重視した芝居を、命懸けで観客に伝えて行く!

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お久しぶりです!劇団SummerSummer主宰小笠原です!

昨年公演をしました「水平線の歩き方」が、第19回盛岡市民演劇賞の大賞に選ばれました!

役者もスタッフも総合的に全てが評価されての受賞でした。参加してくださった座組の皆さんのおかげです。ありがとうございましたm(__)m

そして、観に来てくださったお客様、盛岡劇場のスタッフの皆様、関係者の皆様、本当にありがとうございました!


劇団SummerSummerがやる芝居は、舞台を動き回って役者同士の距離も近いお芝居なので、今回は色々と考えることがあり大変でした。

当時、このご時世にお客さんが観劇するために何をしたら安心してもらえるのかを第一に考えた結果、東京のプロの舞台でも使用していたマウスシールドをつけることにしました。

飲食のシーンもあり、役者の演技にも制限がかかるのも大変でしたが、一番心配だったのは、お客さんがストーリーに集中できるかどうか、ということでした。

しかし、アンケートなどでお客さんの反応を見てみると気にした人は全くいなく、「感動した」「演技に惹き付けられた」「短い時間だったが、それを感じさせない内容の濃さ」など楽しんでいただけていました。
本気でお芝居をすれば、熱意を伝えれば、マウスシールドや見た目の制限は関係ないんだなと分かって良かったです。




水平線の歩き方は、ラグビー選手の話でした。

僕はラグビーとお芝居は似ていると思っていて。ラグビーはボールをパスで繋いでいって、最後に誰かがトライを決める。

演劇も、スタッフワークや、役者の感情を繋いでいって、今回でしたら、最後に主役の二人がトライを決める。それがお客さんに届いて感動してもらう。

途中のパス回しは誰一人欠けても、ゴールまで繋ぐことはできない。

それは似ていると思います。人生でも同じことが言えると思いますが。

この芝居のやりとりが、僕は一番好きでした。




劇団SummerSummerは3回公演をすることができました。
そして、皆様のおかげで、全公演全ステージ満席のお客様の前で走りきることができました。

これは、劇団代表の森木都恵、協力してくださった客演客スタッフの皆さん、劇場スタッフさん、全ての方々のおかげです。

一人では決して達成することはできませんでした。

一人では何もできない主宰に、力と勇気を下さってありがとうございました!!
皆さんと出会えて、楽しい演劇人生を送らせていただきました!!

ありがとうございました!!!




いつかまた劇場でお逢いしましょう!!