2012年6月28日木曜日
中央区役所から封筒が届きました。
「女性特有のがん検診関係書類在中」と書かれていました。
子宮頸がんと乳がん、そのほかのがんについてのパンフレットでした。
今年は、すでに「子宮頸がん検診」と「乳がん検診」の無料受診券が
届いているので、無料クーポン券は、同封されていませんでした。
私は、大学院修士1年の時に、父をがんで亡くしました。
「体調が悪い」と言って父が病院に行き、父が末期の胃がんだと分かったのは、
早稲田大学大学院修士課程の入学式3日前でした。
余命半年と父が診断されてから、私は、大学院に入学しました。
大学院時代は、母が父の入院費を支払ったほかに、私の仕送りも
してもらいながら学生生活を過ごしました。
入学前に「大学院修士課程を卒業したら就職する」という約束で、
親に進学を許してもらいました。
父が亡くなってからも、母に仕送りをしてもらいながら私は、
大学院修士課程を修了しました。
私は、そのときに「生命保険のありがたさ」を身にしみて実感しました。
それまでは、「大事なものは、お金じゃない」と考えていましたが、
父を亡くしてからは、「やっぱりお金も大事」と考えるようになりました。
今、節約ブームで保険料の見直しを勧めるファイナンシャルプランナーが多いですが、
父が他界して十三回忌が過ぎた現在でも、母が働かずに生活していけているのは、
当時いただいた生命保険をなるべく崩さないように節約してきたこと、
そして私が月6万円の仕送りを続けてきたこと、その両方があって、
現在の生活が成り立っていると思います。
私は、まだ独身なのでそれほどの生命保険は付けていませんが、
子供がいる人には、大きめの生命保険をつけておくことを勧めたいと思います。
(目安としては、子供さん一人につき3000万円くらいの生命保険は必要だと思います)