心が育っていないと

勉強もスポーツも思うように伸びないのではないか?


・・・・と、感じた週末。


息子の一学年上の代表チームは

4年生までは市内最強と思われていました。


ところが時を重ねるにつれ

勝てなくなり、

昨日の市内最後の大会では、2対9、0対12の惨敗でした。


このチームでの29番としての役割を

ボクは全うできたのであろうか?

真剣に彼らに伝えてきただろうか?

真剣に彼らと向かい合ってこれただろうか?


彼らの技術的なことでなく

野球に対する取り組み、礼儀礼節

チームワーク・・・・そういう点が全く最後までできませんでした。

そういうチームでした。


技術は高いレベルだった。

でも伸ばせなかった。

そして心が育たなかった。


ボクは真剣にやればやるほど

ブチギレることが多く、疲れてしまい

途中であきらめてしまったことは否めません。


何事も

「絶対あきらめてはいけないんだ。」

と、子供達に伝えてきました。


今年、5年生以下の各チームは人数も揃わず

特に4年生以下チームは1~4年生全員出場でやっとこさ試合できるチームでした。

そんなチームの指揮をご依頼いただき、

「100対0でもあきらめない。あきらめてはいけないんだ。

 あきらめないでプレイすることが次につながる、何かを得られるんだ。あきらめたら、それで終わってしまうんだ」

と、吠え続けてきました。

20点差以上つけられて負けてて

半径1キロくらいに聞こえる声で吠えるのですから

滑稽だったことでしょう。


ところが

ボクは肝心の代表チームで

彼らの指導において

あきらめていたのです。

なんという口だけ人間でしょう。

言ってることとやってることが違うじゃないか。


でもホントにあきらめずに彼らを叱咤し続けることなんて

できたのか?

気が狂いそうになったから、

父兄からのクレームが怖かったから

ひっそりあきらめたんだろ?


・・・・いろいろなことを考えながら

心身ともにモロ疲れで迎えた月曜日、

今度は仕事がボクを許してくれません。

やってらんねー。




来週、まさに彼らの最後の大会があります。


まだあきらめていない、まだ何かできる。

彼らに伝えることはできる、彼らの心に響かせることはできる

その結果として好プレイはでる、勝ちたい、勝たせたい、

いや勝たなくていい、内容のある試合をしよう

気迫みなぎった試合をしよう、気合では絶対まけない試合

全力疾走、全力発声!

最後だ。

いや、一区切りだ。

区切りの試合を全力でいこうぜ。



俳句、川柳、詩…私の作品集

こんな朝めし食ったっけ。



しかし、まあ、あきらめてばっかりの男が

何吠えてもって冷めてる自分もいるけど

それはそれで置いといてってことです。