都内の某所某企業に初訪問。新規案件につきまして初商談でした。
オフィス内でお待ちしておりますと、ご担当者と思われる方がお電
話しながらブチギレテいらっしゃいます。
・・・・・なかなか幸先ヨロシイようで・・・・
・・・・・・・・お電話がなかなか終わりません・・・・・あ、や
っと終わった!・・・
コチラにいらっしゃるご担当者様・・・・・大きい・・・ですね・
・・お体が・・・大きい・・・
・・・・比較的デカイといわれているワタクシより、一回りデカく
ていらっしゃる・・・
・・・鋭い眼光・・・・
・・・・こういう初回から逆境って、マゾなワタクシにはたまらな
いケースです。
若かりし頃であればビビり申し上げて、元も子もない商談をしてい
た気もしないでもないですが、来月42歳となります逆境だらけの
「失われた20年」を生き抜いてまいりましたワタクシなどは、逆
境こそ商談の原点なり・・・・な、、、、気がしないでもありま...せん。
簡単に挨拶を交わし、お話合いを始めましたが、しばらくするとお
デカいご担当者様の携帯に着信アリです。
・・・・・・激ギレスタート!・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・うん、素敵なキレ方だ
・・・・・うん、十二分にキレてる・・・・
・・・・いいぞ!もっと!もっと!もっと!
・・・さて、お電話も終わり、ワタクシとの商談に戻ります。
ここです!この場面ですよ!
それはまるで3対0の勝ち試合の終盤に、味方の連続エラーでノー
アウト満塁となり
マウンドで悪態ツキまくってる下柳投手です。

ワタクシは下柳を優しく包み込むように
あの小汚いひげ面を優しく包む込むのです。
さあ!来た!ツーナッシング!
さあ、盛り上げ処です!やさしく!そして強く!最初は包み込むよ
うに。
そして次に少し強く!
さらに少し強く!抱きしめてあげよう!
・・・うん、うん、よし、よし、・・・・さあ、ここに投げておい
で!
さあ、ストライクだ!1アウトとったよ!
ボクは大丈夫さ。君の球を必ずミットに収めるから。
どんなワンバンだって体で止めるよ。
どんな捕邪飛だってダイビングキャッチさ。
さあ、投げといで。
キミの決め球は差し込んでくるシュートだろ?
うん、大丈夫さ。最も有効なところでシュートを要求するから。
その前に外角低めにストレート頼むぜ!
上原さんみたいなの、頼むぜ!アハ!
シュートは平松さんか?そうか!西本さんか!
西村健太郎じゃ、まだまだか!

・・・・こんな感じで、無事商談を終えました。
途中から、すっかり安心した落ち着いた表情に変わり
穏やかな様子でワタクシを送り出してくれたご担当者様は
まるで高級風俗店でサイコーのサービスを堪能して
骨抜きにされてしまった方のようだ・・・・
・・・・・・・と、思っていたのはワタクシだけでしょう。。。。