ピースメイカーズ ほか | すみ&にえ「ほんやく本の新刊情報」

ピースメイカーズ ほか

本日の気になる新刊本情報です。
 
 
マーガレット・マクミラン, 稲村 美貴子
ピースメイカーズ 上―1919年パリ講和会議の群像  
マーガレット・マクミラン, 稲村 美貴子
ピースメイカーズ 下―1919年パリ講和会議の群像  
芙蓉書房出版の単行本です。これはいい予感のノンフィクションですよ。内容は「世界を変えた6か月間、パリを舞台に繰り広げられた虚々実々の駆引き。第1次世界大戦後のパリ講和会議の全てを、生き生きと描き出したノンフィクション。サミュエル・ジョンソン賞受賞作品。」ということです。
 
 
ジェイムズ W.ニコル, 越前 敏弥
ミッドナイト・キャブ
ヴィレッジブックスの文庫本です。C・W・ニコルじゃないですよw 「カナダ推理作家協会最優秀長編賞受賞!CWA最優秀長篇賞ノミネート! ひとりの若者が大人への扉を開く瞬間を見事に描いた、力強いミステリー(本書解説より)」ということで、内容は「19歳の青年ウォーカーは3歳で孤児となった。やっとよい里親に恵まれて今は幸せに暮らしているが、置き去りにされたときの母の記憶がどうしても頭を離れない。なぜぼくを迎えに来てくれなかったのか? 母は今どうしているのだろう……。とうとうウォーカーは保護時の所持品である、手紙と母らしき少女の写真を手に、都会へ出てきた。就職したタクシー会社で知り合った車椅子の聡明な美女クリスタの手を借りて、母の足跡をたどりはじめる。しかし、調査の妨害をする何者かが現れ、そこには残虐な殺人鬼の影が?!」ということです。
 
 
ジャン=アンリ・ファーブル, 奥本 大三郎
完訳 ファーブル昆虫記 第5巻 下  
集英社の単行本です。これで第5巻が出揃って、10冊になりました。表紙を見てるだけでもワクワクしますねえ。内容は「博物学の不朽の名著が、奥本大三郎氏の訳によって読みやすく甦る。本巻ではセミの卵の産みつけから孵化、幼虫の生活を解明。カマキリも綿密に観察する。自然に親しむ手引書として、大人から子どもまで楽しめる。」ということです。
 
ということで、本日は以上です。