昨日、家の引き渡しを受けぼつぼつ引っ越しの準備で新居に出入りしていますが、何ともいえない“ふわっとした、あったかさ”で不思議な気持ちにとらわれています。
これまでの人生で体感温度を意識して生活してこなかったため、初めての経験ばかりです。
改めて感じたのですが、体感温度は、そのときの体調、どういった環境で直前まで生活していたか、そのときの意識の高揚、気持ちの度合いなど様々な人間の要素がからみあい、自分で「寒い」とか「熱い」とか「何も感じない」とか捉えているのだということが実感できています。
昨日の夜、仕事帰り(午後七時半頃)、新居に立ち寄ったのですが、実は「少し寒いな」と感じました。
よく考えてみるとその直前まで外で取材などしていたため体が完全に冷たくなっていました、食事前のお腹を減らしていた時間でもあったことが影響していたと思います。
ところが、食後、夜十時頃、また荷物を運ぶため寄ったのですが、今度は大変、温かく、心地よさを感じました。
更に今朝(午前七時)も立ち寄ったのですが「ふわっとした、あたたかさ」が体を包み込むように侵入してくる“特殊感覚”をまた味わうことができました。
“きたきたきた”っていう感じ。
住んだ人でないと分からないと思いますが。
これは、昨日の仕事帰りには感じなかったことです。
住み心地と一言でいっても色々な捉え方があるものだな─と感じています。
正に私の好きな“複雑系”の概念なのではないでしょうか。
少し話しがくどくなってきました、初回なので今日はこのあたりで・・・・・・・・。
さて、上郡さん提案の温湿度計設置について、現在、わが家には、壁掛けタイプと机上設置タイプが一つづつの計二台の温湿度計があります。
床下、天井裏、外の数値も図ろうと思っていますが、おすすめの温湿度計メーカー、機種などあれば教えて下さい。
上郡さん使用の家らしく、できれば温湿度計にもこだわりたい(笑)と思っています。
また、外や一階、二階の設置場所、設置方法についてもアドバイスがあればよろしくお願いします。
温湿度計を上手に生活で活用することも重要なことだと思います。
もしかして、その日の体調、気分が家の温度、湿度と関連しているかもしれません。
温湿度を調整することができれば、いつも幸せな気分でいる状態を意識的にキープできるという、正に生活の裏技が獲得できるのかも。
住み心地─このテーマについて考えることは、極めて哲学的な分析、思考を要する作業だと思えてきました。
ジャーナリズムについて考えることと同様、私にとってはわくわくしてくる考察になる可能性を感じています。
上郡さんのご指導、今後ともよろしくお願いいたします。
上郡さんのご指導、今後ともよろしくお願いいたします。
さすがですね。
いいと思います。何か楽しい雰囲気が漂っています。
こんなの多分、日本中でどこもやっていないでしょう。
ぜひやりましょう。
では手始めに、確かな温度・湿度計を用意してください。
できれば、外気温・床下・屋根裏・二階・一階に置きたいものです。(データーを時間を決めて記録できるものもあります)
私は、このモデルハウスで6箇所に設置し、朝7時、午後3時と、2年間データーを取りました。
また放射型温度測定器で25箇所同時にデーターを同じように取りました。
住環境アドバイザー 上郡清政