暑い日が続いたかと思えば、今度は肌寒くなったりして、
身体がなかなかついていかないですね。。
みなさまも、どうぞご自愛ください。
昨日の夜エクスプレスはご覧いただけましたでしょうか。
今の相場は決算が一巡し、強気と弱気が交錯している状況で、
これからの焦点は来月の欧米の金融政策と今後の世界景気になりそうです。
フランス大統領選ではマクロン氏が勝利し、ひとまず安心感が広がって、
6月のECB理事会でのテーパリングが囁かれ注目されています。
しかし、ユーロ圏全体は好調な景気指標が相次ぐも、
失業率は高く、賃金の伸びも鈍くなってきていて、
イタリアやギリシャの状況は悪いままです。
そこに、中国の景気鈍化懸念もでてきたり、
原油が引っ張ってきた物価の上昇は、
OPEC総会で9か月の減産延長が合意されたものの、
アメリカの増産などを考えると、原油価格はここから上昇の勢いは鈍り、
サポート力が低下することも考えられます。
EUを離脱するとしたイギリスはその道筋を描けない上に、
テロが起き、心理的な重しになりそうです。
こうしたマチマチの状況や影響を考えると、
ECBも慎重にならざるを得ないかもしれません。
そして、米国は10年債利回りが上がらない一方、米国株は過去最高値圏にあります。
トランプ政権の混乱はありながらもいまのところ崩れないですね。
既定路線とされる6月の利上げができるのか、そしてその後の利上げペースはどうなるのか。
アメリカは一部の景気指標にピークアウト感が出てきているので、
FRBは経済指標をひとつひとつ確認していくことになります。
その中で、強さを見せているアメリカ株はキープできるのか。。
このところアメリカのジャンク債にまでも資金が向かっているということなので、、
アメリカ株の行方をこれから益々注視していきたいですね。。