時として、言葉でものを伝達するには、
現実があまりに複雑になってしまうことがある。
伝説がそれを新しいかたちにつくり直し、
世界に送りとどける。
A Y.M.O. FILM PROPAGANDA (1984)
映画冒頭の朗読より
……神界の事象(事象などと呼べるものではない5D以上の現象)は
やがて幽界とその振動数帯域にある人の心の現象(4D)に移写、反映することとなり、
この現界の事象、私たち一人一人が今まさに体験している人生、生活となって結実します。
そうした理(ことわり)と共に、
私たちが普通に公の教育機関で流し込まれる「歴史」……
どの国においてもにおいても、それは覇者の視点、都合の歴史です。
事実は小説より奇なりといいますが………
私たちは、ほんの何人かの伝言ゲームでも
ありのままを伝えることが難しい生き物です。
まして天地開闢以来の、少なくとも人が発生して以来の
真に正しい歴史があるとして、
それに人生をかける語り部のような者でもない限りは
あったことのすべてを伝え続けることは難しい。語り部だって間違えることもあるさ…
伝説……神話とは、私たちの遠いご先祖さま達が
それをあたらしい形につくり直し、
やがてそこにある智慧や教訓、申し送り事項を
未来の私たちの世界に送り届けてくださったもの。
ひとつ神話に親しむ時、それは神々の営みと葛藤、ご先祖方の営みと葛藤がレイヤー(層)になっていて、
(パソコンで画像処理をされる方なら、フォトショップなどのレイヤーのイメージを妄想力(笑)で生きたものにしてもいいでしょう。)
上の下のレイヤーの動きがシンクロしているようなイメージで読んでみるのも良いかもしれません。
それはあなたの人生を、あなた自身が意義づけ、生きていくのに、魂と心の豊かさをともない新しい視点を与えてくれるでしょう。