1010 第七女子会彷徨 つばな

★☆☆
女子高生 金やんと高木さんの
SFでファンタジーな日常を描いた
ほのぼのオムニバスコメディー
第七女子会彷徨 1 (リュウコミックス)/つばな

￥590
Amazon.co.jp

外見

すごく丁寧なマンガさんだなぁ
というのが第一印象です
ロボットが出る
という世代の物語から
ロボットがどこにでもある
という世代の物語
これは紛れもなくSFです
ですがそれはなにもメカが出るから
ということじゃなくて
『のび太の日常』
ではなく
『セワシくんの日常』
を描いたドラえもんという点において
SF的なんです
既存のロボット物に対する
パトレイバーといいますか
とにかく、その日常が
実に丁寧に描かれています
完成されたドールハウスを見るようです

中身

とにかくこのマンガさんは
登場するオブジェクトの置き方が
丁寧なのですが
中でも飛び抜けてシビれましたのが
全篇にわたってほのぼのストーリーな
このマンガさんの一篇
”貸していたCDを返してもらうため
事故死した級友が今住んでいる
その心をデータ化した
バーチャル世界（通称 天国）
まで会いに行く”
というエピソード
「ちょっと
なにいってんのかわかんない！」
と思った方は一度見てください
死生観という物の在り方について
「色々と怖ろしい！」
と感じたワタシのキモチに
共有してもらえたら幸いです


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